今回は「劣後債」について考えます。

 

■劣後債とは

劣後債と債券(普通債券)は、どちらも企業や金融機関が資金を調達するために発行する債券ですが、

万が一の際の「支払い順位」に大きな違いがあります。

 

■メリット

▼利率

普通債券と比較して、不利な条件のため利率がその分高い

 

■デメリット

▼弁済順位(元本割れリスクの上昇)

もし会社が倒産した場合、債券は株式より優先的に弁済を受けれますが、

債券の中でも劣後債は支払い順位が低く設定されています。

 

■付与されてる可能性のある特約事項

▼期限前償還条項(コール条項)

発行体の判断により、満期前に償還されることがあります。
▼利払繰延条項

経営状況が悪化した場合、利息の支払いが一時的に停止される可能性があります。

 

まとめ

劣後債は高い利率が魅力的な一方、倒産時に生じるリスクが高いです。

劣後債を検討する際は、表面上の利回りだけでなく、

発行体の財務健全性(格付け)と、具体的な契約条項をしっかり確認することが重要です。