今回は「投資をする前に」について述べていきます。

 

■目標を決める(1)

まず、何にいくら投資するを考える前に目標(ゴール)を決めます。

「老後資金」「車や家の購入資金」「子供たちの大学資金」などゴールを決める必要があります。

なぜなら「ゴール」=売却時期だからです。お金が必要になる時期を考える必要があります。

ゴールが近くなれば、換金性が重要になります。

ゴール1年前に不動産を購入して、ゴール前日までに売却できますか?

仮にできたとしても短期譲渡所得となり税金が多く引かれます。

まずは売却時期を決めることが大事です。

 

目標を決める(2)

次に売却時期までにいくら必要かを考えます。

例えば車を購入するのに「300万円」必要とします。
今の車の車検時期や走行距離から「5年後」にゴールを設定します。
ここから、投資に使える金額を考えます。
仮に今20万円しかない場合は5年後に300万は誰から見ても無理だと判断すると思います。
では、頭金「25万」ではどうでしょうか?
20万円なので1年で1万円の利益(5%の利回り)なら現実的ではないでしょうか?
福利の力を考えれば、目標にしていい額だと思います。
ここで以下の条件のマイカーローンの場合
借入期間5年間、固定金利4.45%、ボーナス払いなしで計算すると
①頭金「20万円」(借入金額280万)の場合
月々の支払額 52,136円
総支払額 3,128,160円
②頭金「25万円」(借入金額275万)の場合
月々の支払額 51,205円
総支払額 3,072,300円
となります。総支払額に55,860円の差が出ました。
簡単な例ではありますが、FPの仕事は顧客のライフプランを金銭面から解決する仕事です。
無理な投資は勧めず、可能なプランを提示します。
 
目標を決めたら何に投資をするか
目標が決まれば、目標を達成するために投資配分を決めます。
債券に何%、株式に何%、投資信託に何%などです。
金融商品にもローリスク・ローリターンのものやハイリスク・ハイリターンのものがあります。
ローリスクのものは投資配分を増やして、ハイリスクのものは投資配分を下げる。
定期的に投資配分を見直すことが必要です。
また投資の基本原則に「卵は一つのかごに盛るな」という格言があります。
「卵を一つのかごに盛ると、そのかごを落としたときに全ての卵が割れてしまう。しかし、いくつかのかごに分けて盛っておけば、一つを落としても他の卵は無事だ」という分散投資について述べたものです。
分散投資をしすぎるとリターンが小さくなりすぎる側面もあるので、そこは投資家の腕の見せ所ですね。
投資の知識に自信がない方は「投資信託」をお勧めします。
投資信託にはアクティブ型とインデックス型があるので、この2つからさらに購入する商品も分ければ分散投資にもなります。
投資信託は専門家が多くの人からお金を集めて運用しているので、知識に自信がない場合は丸投げしてしまうのも手です。
たとえ、損したとしても「自分がやったらもっと損していたかも」と思えばいいと思います。