今回は「元利均等返済」と「元金均等返済」の選び方について説明していきます。

 

「元利均等返済」は毎月の返済額が元金と利息を含めて一定額にしたものです。

「元金均等返済」は毎月の返済額の元金部分のみを一定額にしたものです。

元金均等返済のほうが元金部分を早く削減できるので、

ほかの条件が同じであれば、総支払額は元金均等返済のほうが少なくなります。

家族構成や年齢、返済期間などで条件は変わりますが、迷った際には「元利均等返済」をおすすめします。

 

■元利均等返済がおすすめな理由

▼対応している金融機関が多い

ネット銀行などは「元金均等返済」に対応していないことが多く、

住宅ローンを選択する選択肢が多くなります。

特に、金利だけでなく特典付きの場合もあるので複数検討してみるのがいいと思います。

今後の物価高の上昇を加味して

物価高(インフレ)とは相対的に貨幣価値を低下させる効果があります。

例えば、今まで100円で購入できていた商品が120円に値上がりした場合です。

住宅ローンの残債はインフレの効果を受けません。

4,000万の残債が物価高によって4,800万に増加することはありません。

であれば、「元金均等返済」は「元利均等返済」より総支払額が少なくなるのが特徴ですが、

毎月の支払いは初回が多く、徐々に支払額が減少していきます。

「元金均等返済」と「元利均等返済」の総支払額が3,000万の差があっても、10年後に3,000万の貨幣価値があるとは限りません。

物価を加味すると必ずしもお得とはならないことがわかります。

繰り上げ返済を意識する

実際に住居を購入するときは、子供ができて教育費や食費などお金がかかる時期です。

支払い開始時の金額は少ない方がよいでしょう。

無理のない範囲で繰り上げ返済を行えば、総支払額も減らすことができます。