今回は住宅ローンの団体信用保険(団信)について考えていきます。

 

■団信とは

住宅ローンは返済期間が長期に渡るのが一般的です。

もし、住宅ローンの契約者が返済期間中に亡くなると家族に返済義務が残ります。

住宅ローンの残債が多額となれば、家族に大きな負担がかかります。

しかし、契約者が団信に加入していると、保険会社が住宅ローンの残債を肩代わりしてくれます。

そのため、残された家族に住宅を残すことが可能です。

尚、団信の契約者は金融機関と保険会社です。

保険料は金融機関が支払いますが、住宅ローンの金利に上乗せされます。

 

団信の種類

住宅ローンの契約者が死亡した場合に保険金がでる「一般団信」

がんと診断された場合に保険金が出る「がん団信」

その他にも「三大疾病保障」や「8大疾病保障」などがあります。

補償内容が広い商品は住宅ローンの金利に0.1%~0.3%上乗せされ、住宅ローン契約者の負担が増える場合もあります。

 

■団信は生命保険の代わりになるか

団信は生命保険の代わりになりえるかといわれると負担を減らす意味では可能だと考えます。

一般的に若いころは生命保険を重視し、子が独立した場合や高齢になると医療保険を重視します。

どちらもできればよいのですが保険料の負担が生活費の圧迫する要因になってはいけません。

とはいえ、住居費が「0」になるわけですから、生命保険の契約を見直すことは可能です。

仮に3,000万の住宅ローンを組んだ場合、上乗せ金利0.3%としても1年間9万円の保険料です。

住宅ローンの残債が2,000万円に減った場合、1年間6万円です。

30歳で3,000万円(30年)の死亡保険金がでる生命保険は月5,500円ほどで、1年間で6.6万円です。

30年間で198万円になります。

住宅ローンの団信は残債によって支払額が減りますし、住居も残ります。

団信にも審査がありますが、加入可能であれば「入らない」という選択肢はないかと考えます。