今回は住宅ローン控除について考えます。
■住宅ローン控除(正式名称:住宅借入金等特別控除)とは
住宅ローンを利用してマイホームを購入・新築した際に、
「年末のローン残高の0.7%」が最大13年間にわたって所得税や住民税から差し引かれる制度です。
ここでのポイントは所得控除ではなく税額控除という点です。
所得控除は総所得金額から控除しますが、税額控除は税額から控除されるので節税効果があります。
(例)総所得金額300万円、税率20%、控除額20万円とした場合の税金額
所得控除:(300万円-20万円)☓20%=56万円
税額控除:300万円☓20%-20万円=40万円
税額控除の方が効果が大きいことが分かります。
■住宅ローン控除の適用要件(基本的な要件を記載しており、特例等もあります。)
▼所得要件
・合計所得金額が2,000万円以下
▼床面積要件
・登記簿上の床面積50㎡以上
▼借入金要件
10年以上のローンであること
▼最大控除額
最大控除額が建物の省エネ性や防災性を加味して、決められています。
基本的に住居性能が高いほど、最大控除額も大きくなります。
ただし、住居性能が高い=取得費(購入費)も高くなります。
■注意点
住宅ローン控除は年末のローン残債から計算されるので
住宅ローン控除期間中(基本13年間)に繰り上げ返済を行うと控除額が減少することに注意が必要です。
とはいえ、今は金利が上昇基調にあり0.7%以上の金利があるため考えなくていいと思います。
(過去に金利より控除率の方が高い時代がありました。)