今回は投資信託の主な種類をご紹介します。

基本的に投資信託は「資産」と「地域」と「運用方針」の掛け合わせです。

 

■資産

▼株式

成長性への期待が高いが、価格変動も大きい。
▼債券

株式に比べて価格変動が小さい傾向があるが、リターンも控えめ。
▼不動産(REIT)

不動産に投資する。インカムゲイン(賃料収入)とキャピタルゲイン(売却益)を狙う。
▼コモディティ(商品)

金、原油など。インフレヘッジになることもある。
▼バランス型

複数の資産に分散投資するタイプ。プロが配分を調整してくれるものも多い。

 

■地域

▼国内

日本株、日本債券など。為替リスクがない。
▼先進国

米国、欧州など。安定した経済成長が期待できる。
▼新興国

中国、インド、ブラジルなど。高い成長が期待できるが、リスクも高め。
▼全世界

幅広く分散投資したい場合。

 

■運用方針

▼インデックス型(パッシブ運用)
日経平均株価やTOPIX、S&P500などの特定の指数(インデックス)に連動する運用成果を目指すタイプ。
運用が機械的で、手数料(信託報酬)が安い傾向にある。
市場平均のリターンを目指したい人向け。
▼アクティブ型(アクティブ運用)
ファンドマネージャーが独自の調査や分析に基づき、インデックスを上回る運用成果を目指すタイプ。
インデックス型に比べて手数料(信託報酬)が高い傾向にある。

 

これらはファンド会社が発行している「目論見書」で確認をすることができます。