今回は2025年の携帯事業を予想してみます。
MNO業界(docomo au softbank 楽天)
「MNO」は自社で通信設備を持っている通信事業者です。
2025年の「MNO」業界は、競争相手が「MVNO」含め多くある事から苦戦が予想されます。
サブブランドで「MVNO」を持つ会社もありますが、通信事業自体「飽和状態」にあると思います。
各社「金融」に力を入れ始めています。
docomoであれば「ポイ活」、auであれば「マネ活」、softbankであれば「ペイトク」です。
楽天は元々が「楽天市場」というECサイトがあることから、「SPU」が既に存在しています。
各社とも携帯料金の一部がポイント還元されたり、ポイントが倍増するといった似たり寄ったりなイメージです。
各社の戦略は「クレカ」の手数料による稼ぎのように見受けられます。
とはいえ、日本の消費は冷え切ったままです。
2025年は「MNO」業界は「保険」業界に参入すると考えています。
震災が多く、保険料の値上がりが続いているとはいえ、日本は「貯蓄」と「保険」が諸外国に比べ多いと言われています。
最近ではオンラインで通信契約を結ぶ人も増えている為、対面販売せずにオンラインでと考えると「保険」というのもあると思います。
今年も料金体系が複雑化しそうです。
MVNO
「MVNO」は「MNO」から回線を借りて運営している会社です。
「格安SIM」という言葉を広まった要因でもあります。
2025年は外国人向けにシフトしたり、自社サービスとのつながりを強めたり、独自色が広がると思います。
また、業界の再編も行われそうです。
2025年に伸びそうな通信会社
2025年は「楽天」と「povo」に期待しています。
通信事業は既に「飽和状態」と思っています。
docomoなどはじめ、金融に手を出し始めています。
「楽天」はECサイトから携帯事業に参入している為、ノウハウも多く顧客の囲い込みも容易にできそうです。
「povo」はローソンに来店すると0.1GB貰えるなど、データ通信を「おまけ」として利用することで他社の来店頻度につなげるなど稼ぎ方を変化させています。
今後は広告視聴やアンケートに答えるとデータ通信量をプレゼントなどのサービスもしてきそうです。