今回は「車両保険」についての話です。
「火災保険」や「地震保険」では車は保証されない
車両保険は事故や自然災害で乗用車が破損した場合に、保証される保険です。
乗用車に関しては、「火災保険」や「地震保険」で保証されない点に注意が必要です。
乗用車の存在は「生活」に必要なものと言っても過言ではありません。
日本の車両保険の加入率は50%弱であり、新車や初心運転者などが加入する場合が多いようです。
車両保険は保険料が高い事もあり、また被害者への補償でない事から加入しない場合があるようです。
とはいえ、災害発生時に車が水没したり、流されたりすることがあります。
その為、生活の足である「車」のことを考えましょう。
「車両保険」が必要か考える
車両保険の保険料は高いものです。いつ起こるか分からない自然災害時の為に「車両保険」をかけるのは・・・
という方もいると思います。
例えば
特に普段利用している駐車場をハザードマップで確認しましょう。
前もって予測できる台風や大雨などは、会社や学校なども休業や休校の場合が多い為、車は駐車場に止まっている可能性が多いです。
このように車をどこに止めても自然災害のリスクはありますが、駐車位置によってリスクの大小はあります。
リスクに応じて、車両保険の加入を考えましょう。
尚、地震については車両保険では保証されません。車両保険の特約を追加する必要があります。
「車両保険」を安くするには
自然災害で「車両保険」を利用するのであれば「免責額」を設けるのも一考です。
そもそも保険は今、事故が発生した場合に「預貯金」で賄えない場合に利用するものです。
乱暴な言い方ですが、車一台買える預貯金があるなら「車両保険」はいりません。
とはいえ、実際に災害が起これば他の用途でお金が必要になったりしますが・・・
車一台購入できる余裕がなければ、拠出できる金額を「免責」にするとよいと思います。
近年災害が多発しています。車両保険も自然災害用に考える選択肢が必要となるかもしれません。