今回は株式投資がいいのか、投資信託がいいのかについて考えていきたいと思います。
投資信託と株式投資の違い
投資信託と株式投資は、どちらも資産運用方法として人気がありますが、それぞれ異なる特徴を持っています。
1. 投資対象
投資信託: 投資信託は、株式、債券、不動産など、様々な資産に分散投資する商品です。
投資信託の種類によって、投資対象となる資産の配分が異なります。
例えば、株式と債券の比率が50%ずつとなっている投資信託や、株式のみを対象とした投資信託などがあります。
株式投資: 株式投資は、個別の企業の株式を購入する投資方法です。
自分で銘柄を選んで投資するため、投資先企業の業績や経営状況を分析する必要があります。
2. 投資の主体
投資信託: 投資信託は、投資信託運用会社と呼ばれる専門家が運用を行います。
投資家は、運用会社に資金を預け、運用成果を分配される仕組みです。
株式投資: 株式投資は、投資家自身が投資判断を行い、売買を行います。
自分で銘柄を選んで売買するため、投資に関する知識や経験が必要です。
3. リスクとリターン
投資信託: 投資信託は、複数の資産に分散投資するため、個別の株式投資に比べてリスクが低いと言われています。
ただし、投資対象となる資産や運用方法によって、リスク・リターンのプロフィールは異なります。
株式投資: 株式投資は、個別の企業の業績に左右されるため、投資信託よりもリスクが高いと言われています。
ただし、個別の銘柄を上手く選べば、高いリターンを得られる可能性もあります。
4. 手数料
投資信託: 投資信託には、購入時にかかる「購入手数料」と、保有期間中に毎年かかる「信託報酬」があります。
購入手数料は、投資信託の種類によって異なりますが、一般的には1〜3%程度です。
信託報酬は、年率0.1〜2%程度です。
株式投資: 株式投資には、売買時にかかる「売買手数料」がかかります。
売買手数料は、証券会社によって異なりますが、一般的には1回あたり数百円〜1,000円程度です。
5. 投資金額
投資信託: 投資信託は、1万円程度から少額で投資することができます。
積立投資にも適しています。
株式投資: 株式投資は、数万円〜数十万円程度の資金が必要となります。
6. 適性
投資信託: 投資信託は、専門家に運用を任せるため、投資に関する知識や経験が少ない初心者でも始めやすい投資方法です。
また、少額から投資できるため、リスクを抑えながら資産運用を始めたい人にも適しています。
株式投資: 株式投資は、自分で銘柄を選んで売買するため、投資に関する知識や経験が必要です。
また、値動きが大きいため、リスク許容度が高い人に向いています。

FPとしての主観
今回は「株式投資と投資信託」について考えてました。
個人的には投資信託をおすすめします。
投資信託であれば専門家に任せれますし、複数の投資商品に投資が可能なのでリスクが分散できます。
一方、株式投資は1社の株を買うのに10万円前後必要です。(単元株購入を除く)
投資信託をおすすめする一番の理由は「勉強する時間」です。
株式投資も投資信託も金融知識が必要です。
ですが、投資信託の方が勉強する時間は少なく済みます。
株式投資の勉強をしても必ず利益が取れるわけではありません。
投資信託は毎年信託報酬がかかりますが、時給換算したら微々たるものです。
信託報酬で金融知識を借りてると思えばコストパフォーマンスは高いのではないでしょうか?
1日1時間投資に費やして、月3万、年間36.5万です。(1時間1,000の場合)
投資信託で3千万分の投資信託を購入して、信託報酬は年間で3万円です。
NISAの年間枠が360万円なので、投資信託の方がいいのではないかというのが考えです。
※発生する利益に関しては投資金額、投資結果とも不確定の為、時間コストを考えています。