問31 一定の利率で複利運用しながら一定期間経過後に目標とする額を得るために必要な毎年の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数は、( )である。
1) 現価係数
2) 資本回収係数
3) 減債基金係数
正解 3
解説:資本回収係数は、一定の元本を一定の利率で複利運用しながら、毎年一定額の年金を取り崩す場合に、毎年の年金額を求めるために使用する係数です。
問32 全国健康保険協会管掌健康保険の傷病手当金の支給期間は、同一の傷病に関して、その支給開始日から通算して最長で( )である。
1) 1年
2) 1年6カ月
3) 2年
正解 2
問33 60歳0カ月で老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をし、支給開始を60カ月繰り上げた場合、老齢基礎年金の減額率は( )となる。
1) 24%
2) 42%
3) 60%
正解 1
解説:繰り上げた場合の減額率は1ヵ月あたり0.4%です。0.4%×60ヵ月=24% となります
問34 遺族基礎年金を受給することができる遺族の範囲は、国民年金の被保険者等の死亡の当時、その者によって生計を維持され、かつ、所定の要件を満たす( )とされる。
1) 子のある配偶者、子
2) 子のある妻、子
3) 子のある配偶者、子、父母
正解 1
問35 住宅ローンの元利均等返済方式と元金均等返済方式を比較した場合、借入額、金利、借入期間等の条件が同一であれば、通常、総返済額は( )。
1) 元利均等返済方式のほうが多くなる
2) 元金均等返済方式のほうが多くなる
3) 同じである
正解 1
解説:元利均等返済は「元金+利息」が一定の返済方式です。一方、元金均等返済は元金のみが一定の返済方式です。
元利均等返済は元金の減少が元金均等返済より遅い為、総返済額は元利均等返済方式の方が多くなります。
出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験(資産設計提案業務)2024年5月
※3級の学科試験は日本ファイナンシャル・プランナーズ協会、一般社団法人金融財政事情研究会で共通問題となっており、両団体において著作権を有しています。