今回は「子供が社会人になったら、考えたい事」について考えていきます。

子供が社会人になると、生活環境がガラッと変化していきます。

扶養控除はなくなりますが、教育費など削減できるものもあります。

そのタイミングで考えたい事をご紹介していきます。

 

 

  1.老後の生活について調べる

老後の収入(年金・個人年金保険など)や支出、加えて子供が離れてからやりたいことなど将来のライフプランについて考えます。

 

  2.保険の見直し

死亡保険に子供の教育費等が含まれていた場合、生命保険の見直しが必要になります。

今後は、年金や貯蓄などで賄うことが出来ない生活費や葬儀代などを生命保険で賄うこととします。

また、年を重ねると病気にかかるリスクがあるため医療保険を手厚くすると良いと思います。

 

  3.住宅費の見直し

マイホームであれば、住宅ローンの見直しが必要です。

もし、住宅ローンの金利低ければ繰り上げ返済の資金をNISAなどの運用に回すと効果的です。

繰り上げ返済は将来の利息負担を減らすうえで効果が大きいですが、住宅ローンの金利以上の運用ができれば急な出費に対応しやすいです。特に住居の修繕費は築年数が古いほど上昇していきます。

自治体によってはバリアフリーなどのリフォームに補助金が出る場合もあるのでチェックが必要です。

持ち家、賃貸であれば、住み替えも選択肢の一つです。

将来の車の免許返納や暮らしやすい場所に移住するのも手です。

 

 

 TODAY'S
 
FPとしての主観

以上、「子供が社会人になったら見直したい事」を紹介しました。

加えて、もし子供が実家暮らしなら「家賃相当分」や「生活費」を家計に入れてもらうことも考えましょう。

家計の一部として使うわけではなく、将来に残せるお金として残しておいてあげることも大事です。

社会人になったとはいえ、フォローが不要になったわけではありません。

とはいえ、社会人の自覚は持ってほしいので子供には内緒で運用や貯蓄に回してあげるのも手だと思います。