【第2問】下記の(問3)~(問5)について解答しなさい。

 

問3 下記<資料>に基づくWX株式会社の投資指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 

なお、記載のない事項は一切考慮しないものとし、計算結果については表示単位の小数点以下第3位を四捨五入すること。 

 

1.株価純資産倍率(PBR)は、1.1倍である。

2.配当性向は、10%である。 

3.配当利回りは、1.36%である。 

 

解答:2

解説:配当性向は会社が当期純利益のうちどれだけ配当金の支払いに充てたかを計算します。

   30円÷300円×100=10%となります。

 

問4 下記<資料>は、香川さん、細井さんおよび大津さんがWA銀行(預金保険制度の対象となる銀行)で保有している金融商品の時価の一覧表である。

WA銀行が破綻した場合、この時価に基づいて預金保険制度によって保護される金額に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 

 

 

1.香川さんの金融商品のうち、保護される金額の合計は600万円である。 

2.細井さんの金融商品のうち、保護される金額の合計は780万円である。 

3.大津さんの金融商品のうち、保護される金額の合計は1,050万円である。

 

解答:1

解説:香川さんの外貨預金は保護されません。細井さんの投資信託は預金保険制度の保護対象外です。

   大津さんは預金保護制度の上限1,000万円を超えている為、50万円が保護対象外です。

 

 

問5 景気動向指数に関する下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句として、最も適切なものはどれか。 

 

1.(ア)有効求人倍率(除く学卒)

2.(イ)東証株価指数 

3.(ウ)消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、前年同月比) 

 

解答:3

解説:消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、前年同月比) が遅行系列です。

   東証株価指数は先行系列の指標です。

   有効求人倍率(除く学卒)は一致系列の指標です。

 

出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定実技試験(資産設計提案業務)2024年1月