【第1問】下記の(問1)、(問2)について解答しなさい。
問1 ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法を順守することが重要である。ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の行為に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.税理士の登録を受けていないFPが、無料相談会において、相談者が持参した資料に基づき、相談者が納付すべき所得税の具体的な税額を計算した。
2.生命保険募集人、保険仲立人または金融サービス仲介業の登録を受けていないFPが、変額年金保険の一般的な商品内容について有償で説明した。
3.投資助言・代理業の登録を受けていないFPが、顧客が保有する投資信託の運用報告書に基づき、その記載内容について説明した。
解答:1
解説:基本的に登録を受けていない場合は一般的な知識を説明することは出来ますが、具体的に行う場合には必要な資格の保持、登録が必要となります。
問2 下記は、近藤家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値として、誤っているものはどれか。
なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
1.(ア) 611
2.(イ) 199
3.(ウ)1,041
解答:3
解説:金融資産残高(1年目:896万円)は2年目の運用で896万円×1.01=904.96となります。
2年目の年間収支135万円を加えると1039.96万円≒1040万円となります。
出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定実技試験(資産設計提案業務)2024年1月