【第2問】 次の各文章((31)~(60))の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1)~3)のなかから選び、その番号を解答用紙にマークしなさい。 〔30問〕
(56) 贈与税の申告書は、原則として、贈与を受けた年の翌年の( ① )から3月15日までの間に、( ② )の住所地を所轄する税務署長に提出しなければならない。
1) ① 2月1日 ② 受贈者
2) ① 2月1日 ② 贈与者
3) ① 2月16日 ② 贈与者
解答:1
解説:利益を得るのは受贈者側ですよね。贈与者が税金まで払うのは辛いです。
(57) 贈与税の配偶者控除は、婚姻期間が( ① )以上である配偶者から居住用不動産または居住用不動産を取得するための金銭の贈与を受け、所定の要件を満たす場合、贈与税の課税価格から基礎控除額のほかに最高で( ② )を控除することができる特例である。
1) ① 10年 ② 2,000万円
2) ① 20年 ② 2,000万円
3) ① 20年 ② 2,500万円
解答:2
解説:暗記項目です。
(58) 下記の〈親族関係図〉において、Aさんの相続における妻Bさんの法定相続分は、( )である。
なお、Aさんの父母は、Aさんの相続開始前に死亡している。
1) 2分の1
2) 3分の2
3) 4分の3
解答:3
解説:Aさんには子がいないので相続人は配偶者と兄弟姉妹となります。
配偶者であるBさんは4分の3、兄弟姉妹のCさん、Dさんは8分の1ずつ相続します。
(59) 相続税額の計算上、死亡退職金の非課税金額の規定による非課税限度額は、「( )×法定相続人の数」の算式により算出される。
1) 500万円
2) 600万円
3) 1,000万円
解答:1
解説:暗記項目です。
(60) 2024年1月10日(水)に死亡したAさんが所有していた上場株式Xを、相続人が相続により取得した場合の1株当たりの相続税評価額は、下記の〈資料〉によれば、( )である。
1) 1,480円
2) 1,490円
3) 1,500円
解答:1
解説:上場株式の評価額は課税時期の最終価格、課税時期の属する月の平均価格、課税時期から前月、前々月それぞれの平均額のうち、もっとも低い価額です。
出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験(資産設計提案業務)2024年1月
※3級の学科試験は日本ファイナンシャル・プランナーズ協会、一般社団法人金融財政事情研究会で共通問題となっており、両団体において著作権を有しています。