【第2問】 次の各文章((31)~(60))の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1)~3)のなかから選び、その番号を解答用紙にマークしなさい。 〔30問〕
(41) 景気動向指数において、完全失業率は、( )に採用されている。
1) 先行系列
2) 一致系列
3) 遅行系列
解答:3
解説:完全失業率は遅行系列です。
(42) 追加型株式投資信託を基準価額1万200円(1万口当たり)で1万口購入した後、最初の決算時に1万口当たり700円の収益分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額が1万円(1万口当たり)となった場合、その収益分配金のうち、普通分配金は( ① )であり、元本払戻金(特別分配金)は( ② )である。
1) ① 200円 ② 500円
2) ① 500円 ② 200円
3) ① 700円 ② 200円
解答:2
解説:購入時の1万200円で分配落ち後の基準価額が1万円であることから、元本払戻金(特別分配金)は200円であることが分かります。収益分配金が700円ですので、普通分配金は500円となります。
(43) 表面利率(クーポンレート)4%、残存期間5年の固定利付債券を額面100円当たり104円で購入した場合の最終利回り(年率・単利)は、( )である。なお、税金等は考慮しないものとし、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。
1) 3.08%
2) 3.20%
3) 3.33%
解答:1
解説:[4+(100-104)÷5]÷104×100=3.076です。
(44) 株式の投資指標のうち、( ) は、株価を1株当たり当期純利益で除して算出される。
1) PBR
2) PER
3) BPS
解答:2
解説:PERは、株価を1株当たり当期純利益で除して算出されます。
(45) 異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が( ) である場合、分散投資によるリスクの低減効果は最大となる。
1) +1
2) 0
3) -1
解答:3
解説:相関係数は-1から+1の間で動きます。-1に近いほどリスクが軽減され、+1に近いほどリスクが増加します。
出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験(資産設計提案業務)2024年1月
※3級の学科試験は日本ファイナンシャル・プランナーズ協会、一般社団法人金融財政事情研究会で共通問題となっており、両団体において著作権を有しています。