【第2問】 次の各文章((31)~(60))の(  )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1)~3)のなかから選び、その番号を解答用紙にマークしなさい。          〔30問〕

 

(36) 生命保険の保険料は、純保険料および付加保険料で構成されており、このうち付加保険料は、(   )に基づいて計算される。 

 

1) 予定利率 

2) 予定死亡率 

3) 予定事業費率 

 

解答:3

解説:保険料は予定死亡率と予定利率で純保険料を算出し、予定事業費率で付加保険料を算出します。

純保険料は予測される支払保険料を、付加保険料は経費と考えるとわかりやすいかと思います。

 

(37) 国内で事業を行う生命保険会社が破綻した場合、生命保険契約者保護機構による補償の対象となる保険契約については、高予定利率契約を除き、( ① )の( ② )まで補償される。 

 

1) ① 既払込保険料相当額   ② 70% 

2) ① 死亡保険金額      ② 80% 

3) ① 責任準備金等      ② 90% 

 

解答:3

解説:責任準備金(保険金として払うための原資)の90%が原則として補償されます。

 

(38) 自動車を運転中にハンドル操作を誤ってガードレールに衝突し、被保険者である運転者がケガをした場合、(   )による補償の対象となる。

 

1) 対人賠償保険 

2) 人身傷害保険 

3) 自動車損害賠償責任保険 

 

解答:2

解説:人身傷害保険は、自賠責保険とは異なり、契約者や同乗者の損害を補償するものです。

自賠責保険では、相手方の損害しか補償されません。

 

(39) 所得税において、個人が支払う地震保険の保険料に係る地震保険料控除は、原則として、( ① )を限度として年間支払保険料の( ② )が控除額となる。 

 

1) ① 5万円   ② 全額 

2) ① 5万円   ② 2分の1相当額 

3) ① 10万円   ② 2分の1相当額 

 

解答:1

解説:暗記項目です。

 

(40) がん保険において、がんの治療を目的とする入院により被保険者が受け取る入院給付金は、一般に、1回の入院での支払日数(   )。 

 

1) に制限はない 

2) は90日が限度となる 

3) は180日が限度となる 

 

解答:1

解説:暗記項目です。

 

出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験(資産設計提案業務)2024年1月 

※3級の学科試験は日本ファイナンシャル・プランナーズ協会、一般社団法人金融財政事情研究会で共通問題となっており、両団体において著作権を有しています。