今回は「定期預金」について考えます。
定期預金とは
定期預金は、銀行などの金融機関に一定期間お金を預け入れる金融商品です。
預入期間は金融機関や商品によって異なりますが、一般的には1ヶ月から10年程度です。
また、金利は預入期間によって異なり、長期間ほど金利が高くなる
【メリット】
・普通預金よりも金利が高い
・預入期間中は預金保険制度により元本が保護される
※預金保険制度による元本保証は条件があります。
【デメリット】
・預入期間中は原則として引き出すことができない
【選ぶ際の注意点】
・金利
・預入期間
・金利の種類 (固定金利型、変動金利型)
・預入保険制度の対象かどうか

FPとしての主観
定期預金はローリスク・ローリターンの金融商品です。
預金保護制度(破綻時に元本1,000万円+その利息までが補償されます)は金融機機関や商品によって保障されない場合があります。
例えば外貨預金は保証されません。
預金保護制度内での預金をすれば、ノーリスク・ローリターンも可能だと思われるかもしれません。
しかし、実際にはインフレリスクには対応していません。
定期預金で1,000万円預金して、1年定期(金利0.02%)をした場合、2,000円の利息が付きます。
1年後の物価が0.02%を超えて上昇した場合は実質目減りしてる為、注意が必要です。