今回はスマホのSOCについて解説します。

 

SOCとは

スマホのSoCは、System on a Chipの略で、スマホの頭脳と呼ばれる重要な部品です。

CPU、GPU、メモリコントローラー、画像処理エンジン、モデムなど、スマホの動作に必要な様々な機能を一つのチップに集積しています。

【主な機能】

・CPU:アプリの処理や計算などを行う

・GPU:画面表示や動画処理などを行う

・メモリコントローラー:メモリとのデータ転送を制御する

・画像処理エンジン:写真撮影や動画撮影などを行う

・モデム:通信を行う

 

SoCの性能によって、スマホの動作速度、処理能力、バッテリー持ちなどが大きく左右されます。

 

主なSoCとして以下の種類があります。

・Qualcomm (クアルコム):Snapdragonシリーズ

・Apple (アップル):Apple Aシリーズ

・Samsung (サムスン):Exynosシリーズ

・MediaTek (メディアテック):Dimensityシリーズ

・Huawei (ファーウェイ):Kirinシリーズ

 

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FPとしての主観

今回はSoCについて解説しました。

スマホをどのように使うかは利用者によって異なります。

またSoCも新しい=性能が良いわけではありません。

例えば、車のグレードのように旧式でもハイエンドのものや新しくてもローエンドのものがあります。

SoCの性能比較にはSOC比較サイトが便利です。

少なくとも今利用しているスマホのSOCと同等以上であれば、買い替えても不満になることはないでしょう。

(他の条件が同じとして)

SoCを選ぶ際に気を付けたいのは、SoC性能が高いほど本体が高熱になりやすく、バッテリーの持ちが悪いということです。

バッテリーの持ちが悪いから、バッテリー容量を増やす⇒本体の重量増につながることもあります。

逆に本体の重量を抑えるために薄く設計すると手にスマホの熱が伝わりやすくなります。

SoC性能が高いと使いやすいわけではありません。

利用方法によって自分にあった性能のスマホを探しましょう。