今回は賃貸における「分譲賃貸マンションと賃貸マンションの違い」について紹介します。
分譲賃貸マンションと賃貸マンションの違い
1.家主(大家)の所有権の範囲の違い
分譲賃貸マンションは、建物の各戸を個人や法人が所有しています。
一方、賃貸マンションは、建物全体を大家が所有しています。
2.建物の品質、設備の違い
分譲賃貸マンションは、賃貸マンションに比べて建物の品質が高くなっています。
これは、分譲マンションは購入者が一生住む家として購入することを前提としているためです。
そのため、耐震性や防音性、設備のグレードなど、長期的に住み続けられるように配慮されています。
3.家賃の違い
建物の品質が分譲マンション方が高い為、家賃も賃貸マンションに比べて高額になる傾向があります。
4.希少度の違い
分譲賃貸マンションは先に述べた通り、一生住む家として購入することを前提として建築されています。
なので、特別な事情がない限り(転勤など)賃貸の募集が少ない為、希少度が高いといえます。

FPとしての主観
今回は「分譲賃貸マンション」と「賃貸マンション」の違いについて紹介しました。
とはいっても、自分が探している条件のすべてを満たしている物件は基本的にありません。
既に存在している物件で一から希望を聞いて建築している物件じゃないので当たり前ですが・・・。
ですが、セキュリティや防音性、耐震性は「分譲賃貸マンション」の方が高い傾向にあります。
探し方ひとつで希望の物件が見つかるかもしれません。