今回は第1回は「ファイナンシャルプランナー(FP)」について学んでいきます。
ファイナンシャルプランナーとは
簡単に言うと、「ファイナンシャルプランナー(以下FP)」は、人生における「夢」「希望」を叶える為に、お金の面(資金計画)からサポートする専門家です。
例えば、「結婚したい」「車を買いたい」などの夢(ライフデザイン)を実際に、いつまでにしたい(ライフプラン)かを計画することを「ライフプランニング」と言います。
「ライフプラン」から資金計画を行うことを「ファイナンシャル・プランニング」といい、その専門家の事を「ファイナンシャル・プランナー」といいます。
また、家計のホームドクターと言われるように、お金に関する知識を広く浅く保有しており、専門的な知識を有する専門家(士業)に取り次ぐこともできます。
FPが守らなければいけない原則(CFP認定者の倫理原則)
第1原則「顧客第一」
顧客の利益を最優先させなければならない。
第2原則「誠実性」
誠実性をもって専門的サービスを提供しなければならない。
第3原則「客観性」
客観的に専門的サービスを提供しなければならない。
第4原則「公平性」
専門家としてのすべての関係において、公平で道理をわきまえていなければならない。
また、利益相反を開示し、管理しなければならない。
第5原則「専門家意識」
専門家としての模範的な態度で行動しなければならない。
第6原則「専門的力量」
専門的力量に満ちたサービスを提供するために、必要な能力、スキル及び知識を維持しなければならない。
第7原則「秘密保持」
顧客のすべての情報を保護しなければならない。
第8原則「勤勉性」
勤勉性をもって専門的サービスを提供しなければならない。

FPとしての主観
今回は「ファイナンシャル・プランナーについて」「FPが守るべき原則について」述べました。
FPの3級は新社会人におすすめの資格です。
FP3級で得た知識は社会生活に必ず役に立ちます。
一つ一つは深い知識ではありませんが、広く浅い知識を学べます。
「税金」「社会保険」「相続」など人生に必ず必要な知識を知ることで調べる方法や相談する士業を知ることが出来ます。
もし、将来FPとして仕事を行う場合は「倫理原則」必ず頭に入れておきましょう。
FPは顧客に対して「こうしてください」という仕事ではありません。顧客の行動を客観的に見て、様々な視点から提案し選択肢を増やす仕事です。もちろん、背中を押すという仕事もあります。
ただ、どちらも顧客第一に考え行動することが大事となります。