今回は通信規格について考えていきます。
通信会社によって4Gの規格が異なることで呼称が異なるだけではなく、実際に通信速度にも差があります。
第4世代移動通信システム(4G)とは
4Gは、第3世代移動通信システム(3G)の次世代として、高速・大容量・低遅延を実現することを目的として開発された規格です。3Gと比較して、下り最大速度は10倍以上、上り最大速度は100倍以上高速化されています。
通信規格には4G、LTE、Xiの3種類があります。
なお、4GとLTEは、厳密には異なる通信規格ですが、現在では、両者をまとめて「4G」と呼ぶことも一般的です。
通信規格による違い
具体的な違いとしては、下り最大速度は、4Gが100Mbps以上、LTEが300Mbps以上、Xiが1Gbps以上と、Xiが最も高速です。
また、上り最大速度は、4Gが10Mbps以上、LTEが50Mbps以上、Xiが500Mbps以上と、Xiが最も高速です。
さらに、Xiは、LTEに比べて、同時接続できる端末数が多く、通信品質が安定しています。

FPとしての主観
今回は4Gの通信規格についてお伝えしました。大手キャリアは5Gが主流になっています。
スマホも5Gが利用できる端末も増えてきましたが、まだまだ中古市場には4Gしか利用できない端末もあります。
通信規格の違いについて知っておくことで、通信会社に対応していないスマホを購入しないように気を付けたいです。
尚、通信規格によって通信速度は異なりますがあくまで「ベストエフォート(最良の条件での利用)」なので、あまり気にしすぎない方がよいかと思います。