今回はSDカードの選び方について考えます。
SDカードの特徴
- 小型で軽量
SDカードは、手のひらサイズで重さは数グラムと非常に小型で軽量です。そのため、持ち運びや取り扱いが容易です。
- 耐久性
SDカードは、水や埃、衝撃に強く、長期間使用することができます。
- 多様な用途
SDカードは、デジタルカメラや携帯電話、パソコン、ゲーム機など、さまざまな機器で使用することができます。
SDカードの種類は、容量によって以下の通りに分けられます。
- SDカード:最大2GB
- SDHCカード:2GB以上〜32GB未満
- SDXCカード:32GB以上〜2TB未満
SDカードの読み書き速度は、Classという規格で表されます。Classの数字が大きいほど、読み書き速度が速くなります。
- Class 2:2MB/秒
- Class 4:4MB/秒
- Class 6:6MB/秒
- Class 10:10MB/秒
- UHS-I:10MB/秒以上
- UHS-II:30MB/秒以上
各Classにおける最適な用途は以下の通りです。
静止画の保存
Class 2以上のSDカードであれば、静止画の保存に問題なく使用できます。
ただし、Class 4以上のSDカードを使用すると、より高速に静止画を保存できます。
動画の保存
動画の保存には、Class 6以上のSDカードがおすすめです。
Class 10以上のSDカードを使用すると、より高画質な動画を保存できます。
連写撮影
連写撮影には、Class 10以上のSDカードがおすすめです。
Class 10以上のSDカードを使用すると、より高速に連写撮影できます。
4K動画の保存
4K動画の保存には、UHS-I以上のSDカードがおすすめです。
UHS-I以上のSDカードを使用すると、4K動画を安定して保存できます。
8K動画の保存
8K動画の保存には、UHS-II以上のSDカードがおすすめです。
UHS-II以上のSDカードを使用すると、8K動画を安定して保存できます。
なお、SDカードの読み込み速度は、機器の性能によっても影響されます。
そのため、SDカードの読み書き速度を十分に引き出すためには、機器の性能も考慮してSDカードを選ぶ必要があります。

FPとしての主観
スマホに使うSDカードを選ぶ時の注意点として、スマートフォンも対応している必要があります。
また、容量や書き込み速度によって金額が異なります。
用途によって必要な書き込み速度を選ぶといいかと思います。
但し、書き込み速度が遅いほどデータの書き込みに時間がかかるので大容量のSDカードを選ぶ際は注意が必要です。