今回は中古スマートフォン(スマホ)を購入する際の注意点について考えます。

最近は新品スマホの値段が高くなっており、中古スマホを購入する人が増えています。

理由は大きく2つあります。

①円安によって値段があがった。

②コロナによる半導体不足

今後も中古のスマホを購入する人が増えると思いますが、中古ならではの購入時の注意点もあるので確認しましょう。

 

  「白ロム」と「赤ロム」について

中古スマホには「白ロム」と「赤ロム」があります。違いは「ネットワーク制限(SIMを挿しても使えない状態)」があるかどうかです。

「白ロム」はネットワーク制限がかかっていない状態です。

「赤ロム」は何らかの事情(例えば、「携帯の分割払いの未払い」や「犯罪収益に使われた」など)でネットワーク制限がかかっている状態です。

お店によっては「赤ロム保証」というサービスもあります。購入したスマホが「赤ロム」だった場合、無料で同性能の機種に交換するなどのサービスです。

携帯の分割払いなど、携帯の買取時は「白ロム」だったけど、未払いで「赤ロム」に変わることもあるので「赤ロム保証」があるのを買いましょう。

 

 

  バッテリーの摩耗について

スマホはバッテリーが一体化しています。

中古スマホだとバッテリーが摩耗している場合があり、新品のスマホと違ってバッテリーの持ちが悪い場合が多いです。

中古スマホ販売店などはバッテリーの摩耗度を表示しているお店もあります。

 

 

  OSのバージョンが古い

OSのバージョンが古いと使えないアプリが出てくる場合があります。

OSのバージョンを確認するのはもちろん、購入予定のスマホがどの程度OSの保障があるか確認してみましょう。

 

 

  FPとしての主観

中古スマホは安い分、多少のリスクがあります。ですが、あらかじめ知っていれば対応策があるリスクです。

また、中古と比較すると高いですが「未使用品」が中古スマホ販売店で売っている場合もあります。

リスクが怖い方は「未使用品」の購入も選択肢のひとつです。

但し、「未使用品」は当然選べる機種が少ないというデメリットがあります。