皆さん、こんにちは!
今回はマイホームを購入する際
「戸建て」と「マンション」のどちらがいいかを「売却のしやすさ」から考えます。
まず一般的に「売買」をする際は「需要」と「供給」によって「価格」が決定されています。
スーパーで、「水1L」のペットボトルが「1万円」で販売されています。
皆さんは購入するでしょうか?
おそらく「購入しない」という選択をされるかと思います。
では、砂漠で「水1L」のペットボトルが「1万円」で販売されていた場合はどうでしょうか?
砂漠では「水」は貴重なものです。おそらく「購入する」という選択をすると思います。
このように「需要」と「供給」で「価格」が決定されます。
マイホームを売却する際も同じです。
「需要」がどれだけあるか。
この時の「需要」とは、一般的な「需要」で考えてください。
例えば、「駅から徒歩5分」の物件。
一般的に交通の便がいいところは「需要」があります。
次に、「近くに公園がある」物件はどうでしょう?
「ファミリー層」には需要があるでしょうが、「単身者」にはそれほど需要があるようには思えません。
こういう場所では「ワンルーム」よりも「3LDK」の方が需要がありそうですね。
ところで、皆さんはマンションをどこで見ることが多いでしょうか?
駅に近いところに多いと思いませんか?
これはマンションは「都市計画法」でいう「商業地域」など容積率が高いところに建設されやすいからです。
「戸建て」は「第一種低層住居専用地域」に建設されやすいです。
「都市計画法」はその土地で建設できる建物を規制しています。
土地は個人の所有物でもありますが、公共的な面もあります。
極端な話ですが、平屋建てに住んでいるときに四方に20階建てマンションが建設されたらどうなるでしょうか?
日当たりも悪くなり窓を開けてもマンションの壁が見えるだけで住みたくないですよね。
もしくは四方に工場ができたらどうでしょうか?
このように個人の土地だからと言って好き勝手やると景観や環境が悪くなる為、「都市計画法」で規制が行われています。
マイホームを買う理由は人それぞれで理由が異なるため、「戸建て」と「マンション」どちらが売れやすいか判断することは出来ません。
ですが、物件選びに困った際はその物件にどれだけ「需要」があるかを考えると「資産性」を維持でき、売却がしやすいのではないかと思います。