皆さん、こんにちは。
今回は住宅ローンの団体信用保険(団信)について考えていきます。
近年では、団信の加入が必須の金融機関が増えています。
団信の特徴を理解し、今後のライフプランに活かしていきましょう。
①団信とは
住宅ローンは返済期間が長期に渡るのが一般的です。
もし、住宅ローンの契約者が返済期間中に亡くなると家族に返済義務が残ります。
住宅ローンの残債が多額となれば、家族に大きな負担がかかります。
契約者が団信に加入していると、死亡時に住宅ローンの残債が「0」となります。
残された家族に住宅を残すことが出来ます。また、家族の負担を減らす事ができます。
尚、団信の契約者は金融機関と保険会社です。
保険料は金融機関が支払いますが、住宅ローンの金利に含まれているのが正しい表現かと思います。
②団信の種類
住宅ローンの契約者が死亡した場合に保険金がでる「一般団信」
がんと診断された場合に保険金が出る「がん団信」
その他にも「三大疾病保障」や「8大疾病保障」などがあります。
補償内容が広い商品は住宅ローンの金利に0.1%~0.3%上乗せされ、住宅ローン契約者の負担が増える場合もあります。
③団信は生命保険の代わりになるか
団信は生命保険の代わりになりえるかといわれると「なりえる」と考えています。
まず、住居費用がかからないこと。売却して資金に変えることができること。
仮に3,000万の住宅ローンを組んだ場合、上乗せ金利0.3%としても1年間9万円の保険料です。住宅ローンの残債が2,000万円に減った場合、1年間6万円です。
30歳で2,000万円の死亡保険金もでる生命保険は月3.5万円ほどで、1年間で42万円です。
保険料を考えると団信が一番の生命保険ではないでしょうか。