「衣食住」は人の生活にかかせないことです。

今回は賃貸の「メリット」「デメリット」について考えます。

家族構成やライフプランの違いによって、「賃貸」と「持ち家」の特徴を捉えて、自分にあった「住」を見つけて下さい。

 

■賃貸のメリット

①生活に応じた住まいを選ぶことが出来る。

ここが一番大きいと思います。

子育てや介護、転勤などライフプランに変更があった場合、引越という選択が安易にとれます。


②住宅ローンを組む必要がない

住宅ローンは長期の支払いです。

可処分所得の減少しても、引越によって住居費を抑えることができます。

 

■賃貸のデメリット

①資産価値がない

賃貸の場合、家賃を払い続けても自分の資産にはなりません。


②生活音の心配が必要です。

一般的に賃貸マンションより分譲マンションの方が防音設備はしっかりしています。

戸建や分譲マンションが賃貸されてることもあるので、デメリットではないかもしれませんが、その分賃料も割高です。


③高齢者単身で賃貸入居は厳しい

高齢者単身で賃貸を借りる場合は難しいです。

日本では「殺人」「自殺」など(いわゆる事故物件)があった場合、次の入居者に「告知義務」があります。「病死」や「自然死」には「告知義務」はありませんが、次の入居者に告知しなければ、トラブルに発展する可能性もあります。また、死亡した場合の発見が遅いと腐敗が進んで悪臭の原因となります。

掃除をしても入居者がつかないこともあり、高齢者単身の入居は敬遠されがちです。

 近年では高齢者が増加していることから、「見守りサービス」といって、管理会社などから定期的に入居者に連絡して、結果を親族に報告するなどのサービスが始まっています。