Vincent Black Shadow
またの登場の、ビンセント・ブラックシャドゥ
先日、知人が来たさい話題にのぼりまして
なんで手放したの、なんで売っちゃったの?・・・・・・・・って・・・
46年ほど前の東京時代、義兄からチケットいただいたもんだから
しかたなく行ったモーター・ショー
その、一番最初に入った館の台座の上に鎮座していた
ビンセント ブラック・シャドゥ
観た瞬間、電気ショック! バイクに乗りなさいとの天啓 !
これに乗ったら アラビアのロレンスになれるかもしれない!
( ロレンスのはブラフ・シューペリアだったと後に知る(笑) )
単純で阿呆なボクは、ビンセントを観ただけで即、帰宅
翌週には鮫洲の試験場に向かっていました
以来、憧れは憧れとして、バイク遍歴を重ねてきましたが
一目惚れし、長いあいだ恋い焦がれていたビンセント
20年前のある日、知人が持ってきた英国のカタログに
思ってたより安い価格で、SALEと表示があったんです
さんざん悩んだあげく、借金をして 300万ユーロほどを英国に送り
名古屋港へ受け取りに行きました
車検をなんとか取り、ナンバープレートを付けて走り出せば故障続き
それもようやく 落ち着き、なんとか走れるようになって 7~8年
チョット余裕があった頃に籍に入れたはいいけれど、本業が傾き
お金と手間と知力体力が続かず・・・・・・
別れざるを えなくなりました
Vincent Black Shadow
Series C 1952年製
998cc 55hp/5500rpm
ほとんどのパーツを、アルミとステンレスで構成している車体
重厚で深い黒のエナメル塗装
とにかく 美しい
美しい造形でしょ ?
( タイアが中途半端な今時というのが、イマイチですが )
余裕があれば、美術品として家の中に飾っておきたかった
嫁ぎ先は、日本で有名なビンセントのコレクター、スペシャリストの N氏
こんなに良いコンディションのは珍しいですね
と、受け取られた後に電話で聞いた時は・・・・涙
その N氏も 3年前に亡くなられ、あの ビンセントはどうなったのか
時々、胸をよぎります
後家づくり、黒い野獣、黒い貴婦人・・・色んな冠がついていた
Vincent Black Shadow
当時、平均速度 200km/h で 24時間走行という記録も打ち立てていました
無理してでも・・・やっぱり無理だったよね
興味のある方はいないと思うけど、YouTube で是非見てやって下さい
草津へも行ったんですよ
高慢で、贅沢で、気まぐれで・・・・手におえなくっなって
別れちゃった女性を想い出しているようなもんですね
所詮、ボクのような男には分不相応だったということです・・・・・




