涙の VINCENT 備忘録 +α
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/VINCENT Black Shadow Series C (1951)
・年の瀬に、想いだしては小さな胸と大きな腹を熱くしています・・・・・
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・23歳の頃、うっかり行った東京モーターショーで台座に凛と立つVINCENTに出会い、雷に打たれ
・バイクの免許を取らざるをえなくなったという、神様仏様VINCENT様っていうくらいの畏れ多い
・伝説に満ちた坂の上の雲の上の、憧れのオートバイ
・この写真を撮った日に最晩年の中沖満さんが、バイク仲間の案内で訪れてくれました
・中沖さんの顔を見るのは東京・神田のバイク屋さんで以来、30年振りでした
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・35歳頃、筑波サーキットのタイム・トンネルでガーーッグシャグシャバォーと凄ざましいノイズを
・まき散らして疾走し、コーナーで転倒しちゃったVINCENTを見てしまった時は涙が出ました
・(もちろん、勿体なくって)
・四十代の終わり、頭の中がバブルだったころ 英国に出物があるっていう話に飛びつき、後先考えず
・銀行で設備投資名目でお金を借りてしまったのです
・銀行でポンド送金の数ヶ月後、名古屋港へ現物を受け取りに行った時は
・子供の頃の遠足気分
・当地へ持ち帰り、いっつも面倒をかけている A・モータースさんで
・初めてエンジンをかけた時の興奮・感動は忘れません
・なんとか車検を取ったものの、12V、フルトラ化やクラッチ交換、コイル交換キャブ交換やら
・色々手間、暇、金かかりっぱなし・・・・・
・なにがマトモなのか判らないうちに10年余・・・・・・・本業が傾き
・VINCENTを筆頭にアレもコレも手放さざるを得なくなった、泣きの涙の物語
・ボクの手元を離れて、もう4年になるのか・・・・・・・・
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・シーズン初始動は100回キック、オイルが下がりきっているんで足が吊るほど踏み下ろし
・走り出せばまるで効かないブレーキとF・Rショック、初めての走りで
・赤信号で止まろうとブレーキかけたけど減速はしても止まらず、そのまま交差点をつっきってしまったり
・橋が架かったコーナーを●○○km/hで走り抜けようとしたら、橋のつなぎ目の小さな段差で
・反対車線まで跳ね跳び、心臓が口から飛び出しそうになったり
・別体キャブの調子が悪く、コーナーで寝かせるとガスが回らなくなるのか失速したり
・2速80km/h以下ではプラグがかぶるんで、ポケットに10本はプラグを入れてツーリングに行き
・信号の色を計算しながらブン回す悲惨な走りの挙句、山中でガス欠になり途方に暮れたり
・(結局、3個目のアマルの一般的なコンセントリック・キャブで普通に走れようになりました)
・エンストし(コイルの調子が悪かったんだね)シートは高いしリア・スタンドが一人では掛けられず
・電柱を左腕でかかえ、キックしてたら通りがかりのジイサンが、あんた何しとんがけ?
・ズッとエンジンがかかるまで見物されたり
・( リアスタンドはリア・フェンダーにT字型のリア・スタンド・スクリューってもので固定するという
・ 優雅な形式でした。スタンドの上げ下げの度に後ろへ回り、このスクリューを回さなきゃなりません
・ 其の後、 優しい仲間は一緒に走りに行くとカイガイしくスタンドの面倒を見てくれるようになりました )
・ついに出先でコイルがパンクして、近くの知り合いに四輪での牽引を依頼したんだけど
・旧いバイクだって事を忘れ楽しく牽引してもらったばっかりに、さんざん恐い思いを
・させられた挙句、前輪をロープに絡めてロック、即転倒、2mほど引きずられたけど
・ボクはバイクが大事で下敷きのまま・・・革パンツはズル剥け・・・になったり
・当時、ボクは通常の左チェンジ右ブレーキ、同チェンジ逆パターン、右チェンジ通常パターン
・同逆パターンという、今考えても頭が混乱してしまうバイクを所有してました
・VNCENTは右チェンジのワン・ダウン、スリー・アップ
・998cc、55ps、乾燥車重210kgほど、GAS容量16L、OIL3.5L、最高速200余km/h だったかなぁ
・チェンジ・ペダルの上にある手でシフトできるギア・インジケーター・レバー
・現行のBMWのようなガードロリック・フロント・フォーク、ややこしい造りのダブル・ドラムなのに
・まるで効かないF・ブレーキ、10mmしかストロークしなかった3本もあるR・ショック
・2イン1のエキゾースト、仲間から格調高いスタイルなのに音はスゲー下品・・・と言われた
・メカノイズと凄ましい排気音
・高級だから?フレーム以外のほとんどがアルミ製、GASタンク、フェンダーはステンレス・・・・・等々
・今の時代では考えられない過剰品質、余計なお世話の過剰なものも沢山ついていて、
・それらがVINCENTを・かたち創っていたんでしょうね
・これで林道を走ってしまったり、台風豪雨の中ツーリングに行ったり、思い出はキリがありません
・走る度に、お店を開いていました・・・・・
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・当時、トラに人気があってもVINCENTなんて知ってる人は少なくって、自宅の
・道路に面した駐車スペースに裸で置いていました(キーはありません)
・休日に磨いていたら通りがかりの年配者がこのバイクを知ってたらしく
・話かけてきたんで、翌日あわてて事務所のややこしい所へ隠したってこともありました
・草津ツーリング 渋峠、横手山ドライブイン
・ブレーキがまるっきり効かないっていいほどプアだしハイ・ギアードだから、下りは大変だった・・・・・
・走る時は、前方より路面を目を皿のようにして観てました。小さなギャップでも、グァシャッと凄い
・おつりがくるもんだから・・・新しいショックの購入を検討してたんだけどね
・・
・どーも、ボクは新旧何に乗っても同んなじようにしか走れないみたい
・最高速は恐くって確かめられなかった
・個展でVINCENTの絵とともに展示、妄想が現実になったんですよねぇ
・品はいいけど手に負えない性悪女か、性悪男なんか
・ボクには、身に過ぎたオートバイでした <過ぎたるは、なお及ばざるが如し>
・降る雪に震えながら過去の栄光?に涙する、ボクのVINCENT備忘録(前にも書いたんだっけ?)
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・ P.S ・・・・・
アメリカはアラバマ州にある Barber vintage motorsport museum
・ボクのVINCENTを引き取っていただいたM・N氏から送っていただいた写真
(許可なく掲載してます、申し訳ありません)
・カルチャー・ショック!
・以前にデザイン関係の本で小さな写真を見たことはあるんだけど
・これほどの量とは知らなかった。文化の違い?国力の違い?物好き度の違い?
・スミソニアン博物館には割り箸から宇宙ロケットまで、1億数千万点の収蔵物があるっていうけど
・米国の、何でも徹底すしてやるエネルギーって凄いですね
・何点、収蔵してあるのかは聞いていません・・・・・・
・プラモデルじゃないんですよ、みんな本物
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・外はレーシング・コース
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・VINCENT Rapide Series B も展示してありました
・どうやって、っていうか各車手入れするだけでも大変だよねー・・・溜め息
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・平安の昔から、東北はいっつも過酷な命運を背負わせられてきての
・3月の地震・津波、おまけに原発の大災害
・3月末、かねての予定通り手術のため入院となったんですが入院先の総合病院は
・災害地へ医師、看護師が救援に行っている様子
・こんな時に、こんな事で急いで手術するする必要ないんじゃないですか?
・手術室に行く前、担当医に言ったら笑われてしまいました後
・大変な年だったのに、相変わらず脳天気だった自分に後ろめたさを感じつつ
・本年のブログを終了させていただきます
・最近、腹の出具合が気になって腹筋でも・・・やろうとしたら上体が上がらない!
・足をテーブルにひっかけて無理やりやったら、翌日から酷い腰痛と歯痛
・年末に整骨院へ行ったり歯医者へ行ったりで泣いている63歳と10ヶ月
・来年こそは頑張るぞー!、
・頑張らなくっちゃ!、頑張れるはずだ!頑張れるかなぁ・・・・・・
・
・今年も一年、ありがとうございました
・・
・・相変わらず支離滅裂、何を言ってるのかわからんブログで申し訳ありません
デザイン構成が指示通りにならないアメブロにイライラしながら・・・・・
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みなさま、良い年を
お迎えください !
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