良い所としては
1.フリーソフトであるが、ちゃんと使えばDVDが作れる
2.DVD Flick で動画をDEMUXすると他のソフトで
DEMUXするより約1/4の時間で済みしかも高画質だという事
3.ソースが公開されているので自分の使いたいように改造が可能な事
Ver.1221を改造したDVD Flick Plus (勝手に命名)は
すごく重宝している、今これなくしてDVDは作成できない程だ
本当は書きたくないがあえて苦言を呈するなら
悪い所、というか問題点は
1.フリーソフトなためか
コントロールのキャプションの表示などに雑な所が見られる、
これは実行テストをした結果をソースに反映していないと思われる点
(フリーソフトなんだから使えるだけあり難いと思えと言われそうだが)
有料ソフトならあり得ないケアレスミスと言えるだろう
ただこれは作者だけが悪いとはいえないのだ
実は自分も実際にVBを使ってビルドしてみて解った事だが
VB上でコントロールを配置した時はちゃんと表示されるが
実際にデバッグしたり実行してみると
長い文字列のキャプションが途中で折り返して2行になり
ちゃんと表示されないことがほとんどなのだ
実行結果をソースに反映して表示範囲を長めに取る必要があるのだ
だから、この原因の一端はVBにもあるといえる
実行時と同じ表示範囲を正確に表示していないため
こんなことが起こるのだ、VBのバグだともいえるのだ(まさか仕様?)
この点からKTECさんの日本語化したDVD Flick を見直してみると、
キャプションは全て問題なく表示されるように配置されている、
ビルドしっ放しではなく、実行結果をきっちりソースに反映している
と思われる、さすがだといえるだろう。
2.Ver.1300beta626でAUDIOのエンコードをすると
Ver.1221に比べて約10倍の時間がかかるようになった点
Ver.1221では約6分ちょっとでAUDIOのエンコードが完了した
同じ動画(AVI)をVer.1300beta626でエンコードすると
約1時間近くかかっていることがログを見てわかった
もう一回やってみると10%までエンコードするのに約6分近くかかっているのだ
(Ver.1221では完了した時間だ)
エンコードが速い事がDVD Flickの最大のメリットだったと云うのに
いったいどうしてしまったのだろうか?
これも実行テストをしていないのではないかと
思えてしかたがない
3.
最新のbuild700 では日本語のファイルは読み込むことすら出来ない
出来たのは英語のファイルだけだった、そんなばかな
build262では時々日本語ファイルが読み込めたが
エディット画面の文字は日本語として読める事はなかった
DVD Flick 130x はUTF-8では字幕ファイルを読み込むことが出来ません。
Shift-JISに変換、保存してからだと読み込むことができました、エディット画面でも日本語が確認できました。
ところが、Ver.1221では日本語のsubtextファイル(srt)が読み込めて
エディット画面で日本語が表示でき、設定も出来た
このDVD Flick 1300beta
メニューやテトリスなど新しい機能は増えている?ものの
旧バージョンに比べて性能が落ちているように感じるのは
自分だけだろうか?
それともVer.1300betaは
かなり前のバージョンから分化して別の進化を辿ってるのだろうか?
それならより早くVer.1221のレベルにまでたどり着いて
それを超えて欲しいものだ
Ver.1221は良いソフトだっただけに
将来Ver.1300beta のこれらの点が改善されることを
期待してやまない
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追記:今日のDVD Flick
9月2日現在、DVD Flick・foramでは
DVD Flick 1300beta build702が公開されていた
次回正式に公開されるのは何時だろう?
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