抗がん剤の効果 腫瘍の画像② | 肺癌ステージ3A→1B→脳転移でステージ4に

肺癌ステージ3A→1B→脳転移でステージ4に

2019年肺腺癌でステージ3A抗がん剤→左肺上葉切除後ステージ1Bのダウンステージその後経過観察→1年半後脳転移でステージ4になり定位放射線治療→前立腺がんの疑い有り。→脳腫瘍の再発で2022年3月2回目定位放射線治療2022年9月脳腫瘍増大により開頭による脳腫瘍摘出。




私の治療は術前補助化学療法後手術でした。
標準治療ではありません。
治験に参加しました。
非小細胞肺癌患者(手術可能な患者に)に術前に化学療法を行う治験です。3パターンのお薬の組み合えせで私はプラチナタブレットと言う部類になりました。プラチナタブレットも色々ありましたが私はシスプラチン+アリムタでした。
オプチーボの部類に入りたかったのですが外れました。
治験ではプラセボを使う事も多いですが、この治験ではプラセボは使わない治験でした。
又、第Ⅲ相試験という事もあり安全性は高い共思いました。

私の場合では手術後補助化学療法が標準治療の様でした。

で、手術前に抗がん剤シスプラチン+アリムタの効果が下のPET-CTで分かると思います。
私の場合1クール3週間で3クールを投与されました。3クール目は好中球が少ない為(990)好中球を増やす注射2回打って4,400まで上げて3クール目を投与する事が出来ました。

2019年6月 抗がん剤治療前 原発巣
       
2019年11月 抗がん剤治療後 原発巣
                         


2019年6月 抗がん剤治療前 リンパ節
   ↓ 
2019年11月 抗がん剤治療後 リンパ節

原発巣もリンパ節も赤く反応する所がありません。
手術前日にこのPET-CTの結果を見せて頂き説明がありました。現状ではステージⅠまで小さくなっているとの事でした。

抗がん剤シスプラチン+アリムタでは私は副作用は本当にキツくて辛いものでした。
吐き気で眠れない事が辛かったです。
他にも副作用は色々出ました。
最近では吐き気は良い制吐剤が出ているから昔程では無いとよく言われますが、私には制吐剤の効果は疑問でした。
個人差があるとは言え辛い、苦しいのも個人差で大きく差があるのでしょうが、私には毒としか言い様がありませんでした。