10年生存率が発表されたとの事で見てみました。
久しぶりに生存率の事を考えました。
脳に転移してステージⅣになってからは生存率と言うより いつまで生きられるのかが気になっていました。しかも脳という事で多分そんなに長くはないのではと思うようになり1年くらいか?
実は肺癌の告知をされた時にがんセンター呼吸器内科医の初診時に5年生存率は20〜30%と言われ、また、手術しても必ず再発するからと、その時は聞いてもいない事をベラベラ喋る医師で腹が立った事を思い出しました。
内科医的には痛い思いをして手術する意味がないとも言われました。
しかし それでも私は手術を希望しました。
その時は腫瘍は切り取ってしまえば大丈夫と信じていました。
市立病院ではリンパ腫大が肺動脈にくっついていて手術不可と言われて手術出来る可能性を求めてがんセンターの呼吸器外科の受診を希望したのですが、病院の決まりで呼吸器内科を先に受診して下さいと言われての事でした。
こちらは手術を希望していてその可能性を聞きたいので呼吸器外科を受診したいとお願いしても聞き入れてくれませんでした。
患者が希望しているのに病院の決まりだからではなかなか納得できませんでしたが言う通りにしました。
この頃はかなり焦っていました。早くしないと腫瘍が大きくなってしまうと思っていました。
生存率の事から逸れてしましたが私のステージⅣでは2.1%と表示されている。
じゃ5年生存率は?と調べると6%だと。
あまり変わらない。
フ〜ン?
と自分の事とは実感が湧いて来ません。
私は手術前はステージⅢAで手術後はⅠBで脳転移してⅣに。
いったい私の生存率は何処に当てはまるのでしょうか?
よく考えると今回発表された数字は過去10年までの数字、今現在の人には当てはまらないのだと。
私の生存率を表す事は出来ないのだと気がつく。
自分はステージⅣだからあとどのくらい生きられるか?を考える事に意味があまりない。
癌に罹患していようがいまいが生存率と言う事には健康な人とも同じだと思うのですが。
皆んな平等に死に向かって生きている。
ただ少しの未来に亡くなる可能性が少し高いだけ。でも今健康な人も同じだと思う私の考え方はおかしいのだろうか。
だから生存率で
一喜一憂する意味がない。
と無理矢理思うのです。
ⅢA告知から2年4ヶ月経ち手術して2年経過しました。
脳転移が見つかって4ヶ月が経ちました。