闘う相手の姿 | 肺癌ステージ3A→1B→脳転移でステージ4に

肺癌ステージ3A→1B→脳転移でステージ4に

2019年肺腺癌でステージ3A抗がん剤→左肺上葉切除後ステージ1Bのダウンステージその後経過観察→1年半後脳転移でステージ4になり定位放射線治療→前立腺がんの疑い有り。→脳腫瘍の再発で2022年3月2回目定位放射線治療2022年9月脳腫瘍増大により開頭による脳腫瘍摘出。

造影CTは単純CTより白黒画像でもコントラストが良くなって臓器や血管など又、病変している箇所などが分かり易くなるそうです。

この下の様に3D画像も作れる様です。

この様な画像を見たくない方もいらっしゃると思いますが、私は自分の癌(腫瘍)の正体を見たい、知りたいと思っていました。

変な画像を見たくない方はここで他の画面に移動して下さい。

最初はひまわりを
この間ホームセンターでパチリ



緑色が原発巣
この画像は360度横回転出来て腫瘍の横方向の形が良く分かります。

動脈と静脈を

CTと同じ方向からの画像
この画像は縦回転で360度動かせます。

動脈と静脈も一緒の画像

動脈と原発巣
サンゴみたい。


静脈と原発巣

この画像見た時はビックリでした。
マウスで回転も出来て3D画像で分かりやすいです。
自分の肺と原発巣との関係が良く理解できて何となくですが、自分の腫瘍(癌)が認識出来た様に感じました。
レントゲンやCTの画像だけでは腫瘍(癌)のイメージが頭で理解出来ていませんでしたが、この画像で自分の腫瘍(癌)の形が分かりました。
だから何なんだと思う方も多いと思いますが。

私は自分が本当に癌なのかとなかなか納得出来ずにいましたが、これを見てやっと自分は癌なのだと納得した様に思います。
この気持ち的に納得するという事は、これから治療する為に前向きになる第一段階ではないかと思うのですが、私だけでしょうか?

これをやっつけると言う目標が形になって、闘う相手が見えていると言う大切な事の様に思えました。
単純にこの緑色の腫瘍を取ってしまえばいいんだろうと思っていました。

リンパ節に転移しているらしいとの事でしたが、私はこのリンパ節で癌細胞をやっつけてくれているんじゃないかと勝手に思っていました。だから赤く反応しているけど転移を食い止めてくれていると思っていました。

皆さんも経験していると思いますが、良く怪我とかした時にリンパが腫れる事があったと思いますが、これも同じことじゃないかと思っていました。

だからこのリンパ節が大きくなった反応は、自分のリンパ球が正常な免疫活動をしているのではと自分では勝手に思っていました。
妻には話しましたが素人の勝手な妄想の様に言われましたが。

この様な画像はここまでで終わりです。

治療が始まってからは、この様な画像は殆ど写真を撮っていません。
気持ち的に余裕がなかった様な気がします。
検査ばかりの最初の頃は自分の事の様な気がしませんでした。どちらかと言うと興味本位でまだ他人事の様な感じでした。

こんな写真ではなく、天体写真を載せたいのですが天気も悪く1年前を思い出していました。

今日から4泊5日で現場です。
復職後久しぶりの現場です。約1年振りです。