• 朝日待望の「反応」-【ハンギョレ】自衛隊、靖国神社に集団参拝・・・「事実上の命令」


 陸上自衛官が靖国神社を参拝したぁぁぁぁぁっ!!!と、アカ新聞共が社説に取り上げてまで騒いだのは、記憶に新しいところ。言うまでも無かろうが社説というのは「新聞社の、新聞社としての公式公的な主張」であり、新聞社を「社会の木鐸」とか「ジャーナリスト」とか「オピニオンリーダー」とか考える限りは、「殆ど存在理由と言って良いぐらいに重要な記事(*1)」だ。それ故にこそ弊ブログでも記事にした。無論、弊ブログで取り上げた朝日社説などだから、肯定的で無いのは、デフォルトだな。


先達たる英霊方に、敬意を払うは当然ぞ。-【朝日社説】陸自靖国参拝 旧軍との「断絶」どこへ 他 | 日出づる処の御国を護り、外国までも率いん心 (ameblo.jp)


 当該弊ブログ記事を書くに当たって、ザッと検索をかけて「陸自自衛官の靖国神社参拝報道に対する、中共や半島の反応」を探ろうとしたのだが、「靖国神社 参拝」ぐらいのキーワードで検索をかけても、古い記事が出て来るぐらいで、今回の「陸自自衛官靖国参拝」に関する記事はサッパリヒットしなかった。無論、日本語以外の記事ではヒットするのかも知れないが。日本語記事/日本人受け記事としての反応は、確認できなかった。朝日としては、教科書問題とか従軍慰安婦強制連行説のような反応を来していたのだろう、と推定推察邪推するのだが、そうはならなかった。
  
 左様な経緯があったので、半島はチョウセンジン紙の中でも左巻きで有名なハンギョレ紙に「朝日待望(であろう)チョウセンジンの反応・反発記事」を見付けたので、早速読んでみた。

  • <注記>
  • (*1) だからこそ、弊ブログでもしばしば俎上にあげているのだが。 

 

  • (1)【ハンギョレ】自衛隊、靖国神社に集団参拝・・・「事実上の命令」(2/21)

自衛隊、靖国神社に集団参拝…「事実上の命令」

2/22(木) 7:54配信

 

 

ハンギョレ新聞

昨年5月の航海前の参拝が判明 海上自衛隊「私的参拝、問題ない」 軍事評論家「事実上の命令」

 日本の海上自衛隊の司令官と隊員が遠洋練習航海に先立ち、太平洋戦争のA級戦犯が合祀されている靖国神社に集団参拝したことが分かった。自衛隊は個人の自由意志だったとしたが、「事実上の命令」だとする批判が出ている。

 

 朝日新聞は、昨年5月17日に日本の海上自衛隊の幹部候補生学校の卒業生165人を対象に東京九段下の近くで研修が行われ、休憩時間に希望者が制服姿で靖国神社に集団参拝したと、21日報道した。希望者は事前に募集され、練習艦隊が停泊していたふ頭から神社の近くまで官用バスで移動したと報じた。

 

 これらの参拝は昨年7月の靖国神社の社報にも掲載され、社報には制服姿の隊員が参拝する写真とともに「航海に先立ち正式参拝した」と記されている。また、「(遠洋練習航海は)昭和32年(1957年)以降実施され、今回で67回目となる。出発前には当神社へ正式参拝に訪れている」としている。自衛隊の集団参拝が定例的に行われていたのではないかという疑惑が提起された。練習艦隊には海上自衛隊の幹部候補生学校の卒業生が配属され、遠洋練習航海は約6カ月の間に各国を訪問するプログラムだ。

 

 海上自衛隊のトップである酒井良海上幕僚長は、20日の記者会見で「練習艦隊として公式参拝したということではない。研修の合間に個人が自由意思のもとで私的に参拝した」とし、「問題視することもなく、調査する方針もない」ことを明らかにした。自衛隊員が、日本の侵略戦争を美化する様々な物品が展示されている戦争博物館「遊就館」を訪問したかについては、「研修として訪問していない。自由時間に行ったかは把握していない」と述べた。1974年に定められた「宗教上の礼拝所に対して部隊参拝すること及び隊員に参加を強制することは厳に慎む」とする日本の防衛省の内部規定(通達)に違反するものではないという主張だ。

 

 しかし、日本の軍事専門家は「事実上の命令」だと批判した。軍事評論家の前田哲男氏は朝日新聞に「参拝の意思を聞く機会があっても、卒業したばかりの実習幹部にとって参拝を拒否するのはかなり勇気が必要だろう」としたうえで、「事実上の命令だと言える」と強調した。この問題を初めて報道した日本共産党の機関紙「赤旗」は「自衛隊による靖国神社の集団参拝は、旧日本軍への回帰を懸念させる」と批判した。

 

 これに先立ち、小林弘樹陸上幕僚副長と自衛隊員数十人が先月9日に靖国神社を集団参拝した事実が明らかになり、議論になった。陸上幕僚副長は、韓国の陸軍本部に該当する幕僚監部で2番目に高い職位だ。

 

 東京都千代田区に建てられた靖国神社は、1867年の明治維新の前後に日本で繰り広げられた内戦と、日本が引き起こした数々の侵略戦争で天皇のために命を捧げた246万6000人あまりの英霊をたたえる施設だ。そのうちの約90%は、日本の太平洋戦争(1941年12月~1945年8月)に関連している。この戦争に責任があるA級戦犯14人は、1978年の合祀儀式を経て靖国に合祀された。そのため、日本の現職首相や政治家たちが靖国神社に参拝すると、日本が侵略戦争を反省していないという意味に解釈され、周辺国が反発するなど大きな外交的問題になってきた。

 

東京/キム・ソヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

 

  • (2) 元ネタとなった朝日記事を探すと、有料記事で・・・

 

  • ☆【朝日】海自が靖国神社に集団参拝 練習艦隊の隊員、幕僚長「自由意志」(2/20)

海自が靖国神社に集団参拝 練習艦隊の隊員、幕僚長「自由意思」

有料記事

 

https://www.asahi.com/articles/ASS2N5D4KS2NUTFK00L.html

 

 

里見稔 田嶋慶彦2024年2月20日 16時16分

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コメント

辻田真佐憲さん

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春の例大祭が始まった靖国神社=2022年4月21日、東京都千代田区九段北3丁目

写真・図版写真・図版

 

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 海上自衛隊練習艦隊の今野泰樹(やすしげ)司令官らが昨年5月、靖国神社(東京・九段)に集団で参拝していたことがわかった。酒井良海上幕僚長は20日の記者会見で、練習艦隊の165人を対象に九段下周辺の史跡などをめぐる研修を行った際、「その中の多くの人間」が参拝したと明らかにした。

 

 海幕によると、集団参拝が行われたのは昨年5月17日。海自の幹部候補生学校の卒業者は練習艦隊に配属され、例年、この時期に歴史学習として九段坂公園や日本武道館を回る研修がある。その際の休憩時間に、希望者が制服姿で参拝したという。

 

 今回の参拝は靖国神社の昨年7月号の社報に掲載されていた。朝日新聞が入手した社報の記事では、大勢の制服姿の海自隊員らが参拝する写真と一緒に、「(初級幹部らが)航海に先立ち正式参拝した」と記している。朝日新聞は19日から靖国神社側に事実関係の確認を求めているが、20日昼までに回答はなかった。

 

海自は自由意思による「私的参拝」と主張していますが、軍事評論家からは「事実上の命令だと言える」との指摘も出ています。記事の後半で紹介します。

 

【以下有料記事】

 

  • (3)って事で、前回の「陸自のとトップクラスが靖国神社に参拝」した件とは別に朝日が報じた「海自自衛官の靖国参拝」記事に対するハンギョレ紙の反応だった、訳だが・・・

 「今回は、チョウセンジンが即座に反応したのだな。」というのは兎も角、上掲朝日記事の「タダで読める部分」では軍事評論家とされ、事実上の命令」と断定断言した御仁は、上掲ハンギョレ記事に依り「前田哲男」って人だと判明した。

 で、ネット時代の有り難さ。「前田哲男」で検索をかけると、ウイキペディアに記事があって、日本社会党(現社会民主党)の安全保障問題に関するブレーンと出て来た。正直、吹いたぞ。
 
 繰り返す。日本社会党の安全保障問題に関するブレーンだ。

 あ・の・「憲法9条が最大の抑止力(*1)」と、素面で真面目に公言断言してしまう(*2)日本社会党の、「安全保障問題に関するブレーンだ。

 ってことは、憲法9条は最大の抑止力」ってロジックを考え出し、主張している人って事、だな(多分)。そりゃ、朝日もインタビューするし、斯様な発言もするし、ハンギョレ紙が引用もする訳だ。

 それにしてもなぁ・・・「軍事評論家」とされているくせに「命令」に対する認識が、随分と甘くは無かろうか。軍人/自衛官にとっての命令は、「己が身命よりも遙かに重く重大なモノ」であるのに、この軽さ。

 「『事実上の命令』は『命令ではない』」ってロジックは成り立ちそうだが、そのロジックは当然、海自の側にも成り立つのだから、「自分の首締める」事になるぞ。
 
 まあ、所詮「社会党の安全保障問題に関するブレーン」であり、恐らくは「憲法9条は最大の抑止力」理論提唱者なのだから、この程度か。

 で、それに乗っかって「自衛隊の靖国神社参拝」を非難批判する朝日も、更にはそれに乗っかって朝日記事を引用しているハンギョレ紙も、「虎の威を借りようとしたら、狐ですら無く鼠の威だった。」って気がするんだがな。

 更には、先日の「陸自自衛官靖国参拝記事に対する、中韓の反応の薄さ」に鑑み、今回用意したのが当該「社会党の安全保障問題に関するブレーン」だった、って線も、大いにありそうな話だな。まあ、そうだとすると、「社会党の安全保障問題に関するブレーン」が『虎になる』と思っていた、って事になるけれど(*3)。

 あ、それでかぁ?上掲朝日記事の無料で読める部分には「前田哲男」って「軍事評論家の正体」を明かさず、予告部分で「軍事評論家は『事実上の命令』としている」とかナントカ「思わせぶりな書き方」して、有料記事を売りつけようって魂胆だ【ほぼ確信】。

 だとすると、その「軍事評論家」個人名を明記特定してくれたハンギョレ紙には、感謝すべきだな。

  • <注記>
  • (*1) この日本社会党の主張そのものは、凄まじいばかりのトンデモ理論であるが、それでも「日本国憲法9条が、我が国の安全保障に資する/役に立つ」と主張している一つのロジックとして、私(ZERO)は「受け入れて」いる。
  •  と言うか、「日本国憲法9条が、我が国の安全保障に資する/役に立つ」ロジックとして、私(ZERO)が知っている唯一のモノが、これだ。
  •  如何に日本国憲法学者共、「憲法変えちゃぁいけない」教徒共、「憲法擁護論」者共が、怠慢で堕落して廃退しているかと言うことの、一つの証左だと、私(ZERO)は理解している。 
  •  
  • (*2) それでも、「何故、日本国憲法9条が我が国の安全保障に資する/役立つか」を説明も主張も説得もしようとしない、数多の「憲法擁護論者」共よりは、マシである。気違いじみていても、間抜けでも、それなりの筋を通している。 
  •  「何故、日本国憲法9条が我が国の安全保障に資する/役立つか」を説明も主張も説得もせずに、殆どフィーリングだけで「憲法守れ」「憲法変えるな」と主張しているヤツバラは、社会党の爪のアカでも煎じて飲みやぁがれ。 
  •  
  • (*3) ハッ、今考えついたのだが、元ネタとなった朝日記事は、当該「軍事評論家」が「前田哲男」であることも伏せて、単に「軍事評論家」としか記事には記載していなかった、可能性があるな。
  •  少なくとも「渡河点を隠蔽する煙幕の写真」を「毒ガスのジフェニル何某、通称『アカ弾』だ。』と断定断言した「専門家」は、氏名記載が無かった、と記憶しているから。ありえるな。