前回は安産祈願グッズについての効果を書きましたが、今回は出産の備忘録を書いていきたいと思います。
多発性硬化症になり、手足も痺れて目も悪いことから「自分が子育てできるのか、そもそも薬で赤ちゃんすらやってきてくれないのでは」と思っていたのですが、こうして無事に出産を終えることが出来ました。
ぐーたら生活
「おしるし」が来たのは出産予定日の7日前の夜でした。
おりものに赤い血が混じっていて、「見てはいけないものを見てしまった」感覚になりました。
とはいっても胎児自体は胸の下で待機していて、産まれる様子はありませんでした。
そして出産予定日の5日前。
相変わらず胸のすぐ下に胎児がいて産まれる様子はありませんでした。
ただいつもと違っていたのは、「とっても眠い」ということだけ。
お風呂掃除をした後は眠くなり、昼食前にも関わらず、昼寝をしてしまいました。
1時間ほどで目覚めたので適当に昼食を取り、まだ眠いのでベッドで横になりました。
17時30分にはお風呂に入ってポカポカ、その後19時に夕食を食べ終わりました。
急に来た謎の痛み(19時過ぎ)
その日は母お手製のから揚げ!食べ終わった瞬間、急にお腹が痛くなりました。
大変だ、お腹壊した…
慌ててトイレに駆け込みました。しかし何も出てこない。
あれっ普通、こんな痛かったらすぐ出るのに…
いくら待っても待っても何も出ません。
その後は痛みがひいたのでトイレから出ました。が、また同じ痛みに襲われ、慌ててトイレに戻りました。
それでも何も出ない。おかしい…
念のため、アプリを使って、痛みの感覚を計測してみました。
面白いほど「5分」という等間隔で痛みがきていることが判明しました。
使ったアプリ↓
母から「念のため病院に電話してみたら」と言われたのをきっかけに、意を決して事情を説明しました。「便秘だったらごめんなさい」といった内容で…
病院からは、「とりあえず来てください。もしかしたら帰宅になるかもしれませんが」と言われましたが、行かないよりは良いかな、という感覚で家を出ました。
病院へ行くと(20時半ごろ)
しかしその途中で、痛みが強くなっていることに気付きました。痛みが来ると話せなくなるほどです。
何だこの痛みは… 腹痛に加え腰への鈍痛です。
「それくらいなら耐えられる」と感じると思います。しかし実際は、通常の行動が取れなくなる程の痛みなのです。病院へ着く頃には、痛みが来ると歩けなくなっていました。
病院で診察が始まりました。「子宮口が4センチになっている」とのことで、すぐに入院が確定となりました。
残念なことに、私は抗生物質の点滴が必要でした。点滴の間、痛みに必死で耐えました。
いつの間にか、痛みが来ると「うめき声」が出てしまう様になりました。
これが「いきみ逃し」が必要な場面なのですね。痛みと共に、自然とお尻付近に力が入ってしまうようになりました。それを我慢する必要があるのですが、そこでうめき声が出てしまうのです。
私は「痛い」と一言も言わずにベッドで横になっていたので、私のうめき声を聞いて助産師さんが子宮口を確認しました。「子宮口が8センチまで開いています!」
破水はしていませんでしたが、お産の進みが早かったので点滴後はすぐに分娩室へ通されました。すでに陣痛は2分間隔となっており、額からは滝のように汗が流れました。
分娩室に行ったところで
続きは次回にします。
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