先週から始まったドラマだが、異色とういかなんというか・・・
主人公である「家政婦のミタ」演じる松嶋奈々子が正直いってコワイ。
家事はなんでもパーフェクトにこなすのはいいが、
笑いもしなければ怒りもしない。全くの無表情なのだ。
おまけに雇われた家族の言うことは何でも聞く。
何でも聞くとは語弊があるかもしれない。
彼女は「私にできることであれば」と言っている。
言ってはいるものの、「一緒に死んで」と言われたら
「わかりました」と言って一緒に死のうとする。
「意地悪する同級生を懲らしめて」と言われれば
張り手ではなく、正拳突きで顔面を殴る。小学生相手にだ。
「殺して」と言えば殺しに行く。
と、オイオイと思ってしまうほど、ツッコミどころ満載のところや
次はどんな命令がくるんだ?というハラハラ感が面白い。
しかもそれが無表情でこなそうとするから、何かしらの恐怖感もある。
しかし、今日の放送を見てて、あれっ!?とあることに気付いた。
こーゆーのなんか見たことある・・・
ターミネーターだ。
しかし、ミタは人間である。人間である以上、喜怒哀楽は少なからず
顔に出るものである。
笑わないと決めたところで、そんな簡単に自己コントロールできる
ものではない。
どうして、あんなにも無表情になったのか、ストーリーを
重ねるごとに解明していくことだとは思う。
番組のHPを見るとうっすらと笑みを浮かべているミタが立っている。
おそらく、最後は人間らしさを取り戻すのだろう。
これから楽しみである。
しかし、疑問。
いくら家事は完璧とはいえ、常識的に考えたら
あんな愛想もない家政婦を雇う紹介所は普通ない。
面接で落とされるはずである。
ドラマに突っ込んでもしょうがないけど。