IKEA vs ニトリ | Hallelujah♪♪

Hallelujah♪♪

心はハレルヤ
財布はカラや…

久々の更新だ。


最近、気になってるIKEAとニトリ。


お互い、競合する大型家具店なのだが、

大きな違いは圧倒的な店舗数の違いだ。


IKEAはわずか6店舗。一方、ニトリは300店近い。

(私の住む関西には幸いにも2店舗ある)

ニトリについては2017年までに500店舗を目指すそうだが、

果たしてIKEAは2017年までに何店舗増えるのか。


今のところ九州に1店舗の出店は決まっているようだが、

2017年まで想像するに、せいぜい3店舗程度といったところだろうか。


どうしてか、場所の問題である。IKEAは1店舗あたりに広大な敷地が

必要なため、建てられる場所がそんなにないのである。


これだけ、店舗数の違いがありながら、どうも最近のニトリは

言い方は悪いが、IKEAをかなり意識し、マネをしてきているように思う。


まず、商品構成、デザイン。商品タグもそうだし、モデルルーム的な展示。

IKEAやトイザラスのような外資系企業でもなく、

おもいっきり日本企業なのに価格のつけ方。


日本企業は「3,980円(サンキュッパ)」「19,800円(イチキュッパ)」と

言われるように最後は「8」で終わる値段が通例であり、

外資系店舗は「3,990円」「19,900円」とか「9」で終わるのが

特徴である。


それを、ニトリは値上げしたのか、値下げしたのかわからないが「9」を

使い出したのだ。これは明らかにIKEAを意識しているのが

丸わかりである。



基本、どちらもほぼ同じの商品構成なのだが、

これから冬に向けてIKEAではある問い合わせが増えるそうである。


それは何か?


答えは「こたつ」「こたつ布団」「座椅子」の3つである。


あいにくと、IKEAはスウェーデン企業であり、北欧には床に座るという

文化がない。

そのため「こたつ」や「座椅子」という物自体がないのである。


ただ、座椅子についてはちょっと期待できるかも。

最近は北欧でも床に座ってゲームをする人が増えてきているそうなのだ。


IKEAの商品の売りはなんといってもデザインと高品質である。

ホームセンターにあるような、すぐクッションがつぶれ、骨組みが

お尻にあたって痛い!といったことはないだろう。と期待する。



じゃあ、気になる価格対品質はどうなのか。


IKEAは有料で配達もしてくれるし、組立もしてくれるが、やはり

持って帰って、自分で組み立てるのが一番楽しい。

また、少なくとも我が家で購入した、クイーンサイズのベッド。

ビジネスチェア2脚、チェスト、机については組立に何も問題はなく

製造は中国製ではあるが、加工も精密でネジが合わないだの、

穴が開いていないだの、ガバガバだの小さくてはまらないだのと

いったことはない。


私ひとり、半日がかりで全部組み立てたのはさすがにしんどかったが・・・

少なくとも、値段のわりにデザイン、品質はすばらしく、

お買い得感や満足感はとてもいい。


ニトリはどうか。個人的な印象ではあるが、

残念ながらキャッチフレーズにあるような「お、値段以上」の商品は

見たことがない。

同じ金額を払うのなら、私は何の迷いもなくIKEAを選ぶ。


ニトリはある意味、一昔前のユニクロなのかもしれない。

品質が上がれば、IKEAにとって大きな脅威になるだろう。