昨年の3月で定年まで10年余り残して、中学の教師を辞めました

理由は、家庭の事情等いろいろあるのですが、最も大きな理由は、給料もらうために心まで壊すのが嫌だったからです。
新任の頃から、約25年間、ホントに楽しかったです

もちろん残業手当てもないのに、3時間4時間の残業は当たり前、土日は部活動

辛いこともいっぱいありました

でも、やればやるだけ生徒や保護者から多くの感動をもらいました

お金のために働いてるなんて一度も思いませんでした

逆に、こんなんで給料もらってていいのかなぁと思うくらい、自分が頑張れば返ってくるものがありました

ほんとに楽しかったです

それが、ここ数年そうは思えないようになりました

義理人情が通じなくなったというか、心が通じなくなってきたと感じるようになってきました

生徒が問題を起こして、保護者を呼んでも、逆に学校に文句を言う

あれっ

って感じです

今、多くの教師が心の病で休職しています

一生懸命やろうとするとそうなります。何も気にせず適当に流せる人は病みません

でも、そういう人には何の感動も返ってきません

いわゆるサラリーマン教師です。
でも、今の時代、そういう風に割りきらないとやっていけないような気もします

先月、20年ほど前の保護者とお話する機会がありました。
「先生、昔は良かったですね
私らも楽しかったですわ
今は大変ですね
」と言われました。
「だから、辞めました
」と笑いながら言ってましたが…

私は、その頃の教師に向いていたのだと思います。
今、心の病に陥っている教師は、新任から2、3年以内の教師と50代に多いように思います

特に50代の場合、つい数年前まで、先頭に立ってバリバリやってた人が多いです

そのように出来なくなったから悩むのです

私もそのひとり、最後は給料のために自分を殺さなければならないのかと思うようになりました

そして、こんなこと思って、教師してるのはダメだと思い、それなら辞めるべきだと思いました。
残念ながら魅力を感じなくなってしまったのです

肉体的にしんどいのは我慢できても、心壊してまで…と思ったからです
