どうしたら…
ドメステックな悲劇が襲来
能登の3市町村に115もの孤立集落。
2024年を超災害からスタートした絶望感に、
今回の気象異変が招いた損失は計り知れない。
我々が隣人である能登の人から学ぶ姿勢と同じく、
全集中の救援を成し遂げることも重要な変化を成す。

嵐の残骸が
輪島市内の河原田川も午後には水位が下がり始めます。
それでも通常の倍はあるのですが。
豪雨の只中で山間部や郊外に見知らぬ河川が見えた錯覚、
全て決壊して住居まで押し流した膨大な泥流。
そんな痕跡を写真でお伝えします。

この河川がある堤防に隣接する新たな仮設住宅群。
昨夜まで水浸しになっていたほどです。
ここ以外では、床上浸水など能登の人々を襲う災害。
活動の関係で撮影は無理がありましたが、比較的に
被害が少ない範囲ですね。

まるで小さな町のような増加ペース。
市立病院の側にも仮設住宅が連なっています。
今回は、各地の仮設住宅までが浸水被害に水没。
以後の布石となるデータを残しています。

一時は、河川の堤防まで濁流が溢れそうになりました。
過去にも危険域となる水害が幾度もあった河原田川水系。
ビオトープ化を施した自治体が適度な生物の共存する
自然環境を成し遂げた穏やかな河川環境でしたが。

恐ろしい豪雨と水害を残し危険は去ったように見えますが?、まだ秋の台風襲来など油断大敵。
現在の行政と自治体の対応では、今後に影を落とす実情。
二転三転する脅威と前例なき災害が予測を覆す。
21世紀を迎え、夢想した未来と程遠い現実。


橋梁に沿う上水道の配管。

上下水道インフラは被害を免れず。
またしても復興に費やした努力を失わせる災厄を前に
伝統も暮らしも失い立ち竦む市民。
それでも関係者の尽力があり、驚異的なペースで回復。
水道や電力供給も復元しつつあるのです。
しかし、地震で脆弱化した地盤、はるかに上回る被災。
選択肢も逃げ道も奪われ救済を待つしかない人々。

あらゆる道路が冠水し、豪雨が押し流し支配していた。
昨夜までの豪雨と泥流が残した傷痕が… どこまでも荒廃させる被災地を征く。
いつもなら収穫期を終えて豊穣を祝う長閑な能登半島の姿。
悪夢の地震が奪った日常は戻りません。
喪失感と再生の詩
自然は魔王のように恐ろしい一面もあり…
ほんのりとした命への優しさも自然の素晴らしさ。
きょうの戦いは終わっていません。
昼夜を徹して要救助者を救い、難航する孤立集落を救済する活動は続いています。
急行してくださる彼らがいなければ救い出されない市民の叫び。

信じ難い降水量を記録し、漆黒の禍々しい暗雲から空が見えてきます。

安否不明者の発見に全力を注ぐ現場に無情な夜の闇が忍び寄る。
テレビ取材陣や作業機材のライトが破壊的な被災地を照らし出す。
網膜に残る悲劇的な倒壊家屋の景色を破壊した虚無。

被災した現場は、泥流と流木や家屋の瓦礫などに埋め尽くされ、住宅や道路など埋没しています。
各地から参加してくださる救助の支援により捜索や復旧作業が行われています。


駆けつけてくださった皆さん
ありがとうございます。

もう真夏の暑さなど忘れそうな能登半島の夕闇に…

元旦の異常な大地震に壊滅し、ようやく復興の手応えを得た能登の人々には絶望的な豪雨災害。
失われた生命、変貌した郷土を未来に向かわせるには、まだ遠く積み重ねるしかない現状。

容赦ない大自然の牙に愕然とする市民の心理状態を慮ると声すら失ってしまいました。
近年に勃発した災害のファクターが出尽くすほど様々な事象に苛まれる。
世界や全国からの救いばかりでなく、混乱に乗じて背後の闇に暗躍する悪意の目論見も、毅然と立ち向かうことで悪意を混乱させ狂わせてもいます。
卑劣なデマゴギーが横行する被災地に巨悪の寄生。
犯罪者の意図する醜い狙いから能登を守る姿勢。
ひたすら啓蒙することで、詐欺や騙しの犯罪は防いできた皆さん。
過疎と衰退に拍車をかける被害に疲弊した人達を守る。
それが被災を免れた地域にも共通した未来図を描く。
限定された能登半島の地獄絵も… 実は世界に影響する。
ともに手を取り合い助け合うスタンスを重視するしかありません。
貴重なヒントが隠されているように思えます。
政治やモラルが低下してもいる日本の現状も踏まえ、
人間性を高めることこそ万難を排することなのです。
いまも日本、世界中に拡大する不安な脅威や戦禍と密接に絡む人間心理。
真剣に課題を精査し復興を相互利益としたい。
いつ起きるか分からない災害への援助は自らの未来を救済するからです。
乗り越えよう能登
がんばろう石川と全国の未来を掴もう
苛烈な大自然の洗礼に甚だしく破壊される能登半島の現状。
国民の関心事のひとつは?これだけの現象と被害レベル、果たして異常な一過性のことなのか?。
それとも今後の列島に起きる被災規模などが常態化する兆しか。
地震から豪雨まで… 新しい気象条件と地域差のモデリングを提示。
旧来の知識とした条件から、ハザード・レベルに応じ各自が判断力を身に着ける重要性。
五感を働かせ即応できる思考から選択する緊急時の生存法。パッシブからアクティブな災害対応。
常に後手に回る報道などに限界があることを示唆したい。
他者に依存し過ぎた観念的な対処から自律を目指す時が到来した。
今世紀の課題は、災害大国という不名誉なレッテルを剥がし、グローバルに地球環境を考えられる日本となりたい。
彗星画廊☆写真集 HP
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