いきなり揺れがきました!!
あの緊急地震速報のJアラートが、異様に重々しい空気を醸し響き渡る早朝。
待機する輪島市の中心部から離れた地域の全壊住宅が倒れる惨状。道路の片側を塞ぎ、交互通行に。
同時点で、別の被害ヶ所は報告もなく粛々と作業されていました。
被害の度に、持ち主の方がお気の毒です。
倒壊したのは、全壊判定の5棟だそうです。
能登半島で震度5クラスの余震発生 | ケイの 彗星画廊 (ameblo.jp)
状況の変動は、被災住宅の倒壊も含めて警戒モード。
余震が… トリガーとなる崩壊が起きやすいですね。
さらに優先して震源地の珠洲市に急ぎ立ち寄ると?
まずは安心、救急搬送が頻発するような地震災害の恐れはなく平常通り。
やはり、元旦以来の地震に対する心構えや準備など徹底してきたことで被害も抑制できています。
沈静化は、とてもありがたいこと。

公立の珠洲病院も敷地内の駐車場が仮設住宅に変わっていました。
住居を失った職員向けでしょうか。
能登北部の総合病院は、こうした対応をしています。


能登の拠点病院として大切な役目の珠洲市総合病院。
今年1月、全国各地から支援に馳せ参じた医療スタッフや自衛隊も遂に撤退していきました。
あれほど緊迫していた一時の物々しい様子は見られません。
ダメージを受けた病院の非常体制も解かれ、設備の復旧も進めながら日々を重ねてきた職員の皆さんが懸命に働いていました。

とはいえ、いまも地域の医療機関の中核として支援する少数の専門家たちが共に集って働いています。
被災地として特有の雰囲気が漂う中は… 緊張感を誘いますね。

目前でも救急搬送される患者さんが出るほどではなく。
BLSを必要とする間もないままの医師やナースも待機。
これで余震も収束すると思われました。
現時点まで、またしても気紛れな地殻変動の脅威に翻弄される日でしたね。

遠く津幡町で揺れに慌てた女性が骨折するという負傷があったなど、被害者も最小限に留めました。
県内の注意喚起を怠らない日常の賜物ですね。
油断禁物
暫く目が離せない… 今週は、再び余震が発生する危険性を帯びた能登半島。
慎重な暮らしと復興の進捗率を向上させるべく市民は励まれています。
そんな珠洲市内を周ると、主要な道路など塞いだ倒壊家屋の瓦礫など、相当に撤去も路面の補修も行われていますが、水道の断水も絶対的な瓦礫を運び出せる整理も追いつかない戸数が圧倒する被害の大きさを感じさせます。
根本的に瓦礫を運ぶ方法論が広まれば有効なのですが。
誰しも慣れない震災の跡片付けが容易に行えない道理。
再建していく意志も萎えさせる激震に怯えるお年寄りたちのケアなど、事態の解消に長い月日を要するでしょう。

被害の罹災証明の発行や様々な手続きの相談など、珠洲市役所もフル稼働。
災害支援の自衛隊員も出入りしています。

安寧と生活を取り戻すための挑戦は、今後も市民との結束の先に昇華する時が訪れますように祈ります。
頑張りましょう能登!
彗星画廊☆写真集 HP
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