加賀なら 砂丘地帯が栽培のステージ
 
 美味しい サツマイモ品種の 五郎島金時 は、大人気の加賀伝統野菜です。
 
 石川県金沢市の海岸にある砂丘・・ 五郎島 はもちろん、隣接した粟ヶ崎や
 内灘砂丘が有名な生産地帯として知られているサツマイモなのです。
 
 サツマイモ を大別すると 粘質系  そして糖質系に分かれますね。
 五郎島金時 というのは糖質系になり、高系14号の選抜品種なのでした。
 
 ほくほく・・ してる美味しさも日本一となる糖質系が人気を博す理由。
 近年、街のホームセンターなどで 春に苗が買えるようになりました。 
 
 そこで 私も挑戦していたのです!!
 

 五郎島金時” を菜園で栽培する! 今年は初のチャレンジでしたが、

 砂丘ではないけれど、小さな専用の枠組みで守りながら秋を迎え。

 

 五郎島金時” の収穫だ!!

 

 菜園に植えた頃は、枯れたりする苗も出て・・ 環境が合わないかなと心配。

 それでも遂に収穫できましたから 大成功!!と認めていいですよね。

 

 
 
 
 
 ところで、普通に市販されている食料品の 五郎島金時(スーパーで買える)。
 何故か細くて小さめ? 高級だから違うんだなあ・・と思いましたが。
 自ら栽培して解明できたのは、大きなサイズになることです。
 
 写真の左が 市販されてるサイズ。 多分、このくらいが味も良いのでしょうね。
 右は同じ菜園のブースで・・ 異常に大きくなった 五郎島金時。
 かなり違いますよね。
 

 
 
 
 これは、菜園のサンプルなんですが、苗からサツマイモ(五郎島金時)。
 葉も小さい、私の栽培が下手で、大きさは バラバラになってる感じです。
 
 
 
 
 大きな個体が採れまして、 重さ 0,6~ 最大 1キログラム越えもありました。
 生産農家の皆さんは、形の揃った ほどよい五郎島金時を出荷するでしょう。
 まあ・・ かなり大きくなると判明しただけでも実験の意味がありました。
 
 

 

 

 

 

 こうして有名になった 五郎島金時の故郷、まさしく 五郎島地区といえば、

 加賀藩政時代に知られる殿様の鷹狩りをするフィールドだったのです。

 

 重要なお役目が土地の管理という訳で、加賀藩の五郎島村がありました。

 大江戸が元禄の花咲くころ 1706年頃、痩せた砂丘地だった五郎島村に

 前田家のお殿様による勅命?が舞い込みます。

 

 遠い南の薩摩の国、そこに不毛の荒地にすら育つ珍しい野菜がある。

 太郎右衛門さんという五郎島村の大庄屋さんに白羽の矢” が立ちました。

 なんとも藩からの大事なご命令、太郎右衛門さんは薩摩の国に旅立ちます。

 苦難の末に、己の結う髷(まげ)に隠したサツマイモを加賀の地に運んだ。

 そんな逸話が残されているそうです。

 

 

 

 

 

 を狙えば はずさない!!

 

 

 

 

 

 

 

 太郎右衛門さま  ありがとう!!

 

 そして、21世紀の現在は、ケイの営む菜園に 五郎島金時の葉が揺れる。

 遂に大きな実を結んだのでした。  未来に語り継ぐ御伽噺し(笑)。

 

 

 
 
 さて、美味しい サツマイモのシーズン到来。
 ところが 甘味を増すには掘りたてよりも・・ 時間を経過させたほうがいい。
 秋よりも 厳寒の真冬 年も明けた2月以降のほうが甘味が凝縮されるんです。
 
 秋は、サツマイモ!!って感じでしょう。 お料理にも新鮮な芋が嬉しいもの。
 しかし・・ 掘りたての今は、ほくほくしてる食感で美味しいのですが
 ほんとうの美味さは寒い時期に昇華しそうな五郎島金時。
 自分で試せるチャンスですよ。
 
 
 こだわりが産む伝統栽培

 いまや有名な 五郎島金時。
 特に求めたのは・・  品質の向上と 収穫量まで抑えてある栽培方法かも。
 大量に栽培しないことで、光合成もたっぷりと内部に蓄える栄養素が充填される。
 のびのびと広々した環境で育て成長させたから美味しさが天下の味に。
 
 

 そんな砂丘地帯が形成されるのは、白山から流れる手取川と犀川の恩恵。

 河口付近では粗い砂粒は大きい、それが日本海で細かな粒子になり流れ着く。

 海流が徐々に運ぶ能登半島に沿って砂丘地帯が生まれました。

 

 あのクルマが走行できる珍しい千里浜海岸なども永年砂の粒子が堆積した結果。 

 ですから加賀寄り内灘砂丘地帯の粒子は水捌けが良い適度な粒が揃いました。

 五郎島は金沢港の近く、皆さんも加賀にいらしたら砂丘の眺めを楽しめます。

 

 

 いまや ケイも栽培しちゃう 五郎島金時

 

 

 

 

 

 リズムにのりのり♪  五郎島キントキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 紅あずま・・ など従来のサツマイモは収穫しました。

 

 

 

 

 

 

 


 

  違いが解からないとね、ジャガイモ & サツマイモ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真集  HP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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