江ノ島今昔      click
 
 地質学の面でもユニークな地形と成り立ち、江の島は相模湾へと突き出た 陸繋島
 遠く時代が1200年代、干潮時になると片瀬側の陸地と繋がるまで 隔絶された島でした。
 
 風光明媚な名所であるのは昔から、源頼朝をはじめ 徳川家康が厚い信仰を寄せました。
 江戸時代となれば、人の旅や往来も増え、世に言う『江の島詣で』に老若男女が頻繁に来訪。
 すっかり有名な 流行のツアー地?になりました。
 
 そんな島の高台にある サムエル・コッキング苑
 

 

 

はるばる開国後の明治2年に来日した英国の貿易商 サムエル・コッキング氏。

横浜に商会を設立した彼のワイフは大和撫子という親日派なのでした。

江ノ島を愛し私財を投じて明治18年に造園し別荘を構築しました。

西欧式の回遊様式をベースに東洋の美も融合しています。

煉瓦造りでスチーム温室を備えた見事な遺構。

なにもかもが世紀を超えたミラクルな島

それが・・ 江ノ島の歴史座標。

 

 

 

 

 

昆明 広場
 

 
 
 
 
東西の豊かな植物相を背景に 春澤園”と呼ばれる中華風の建築。
 

 

 

 

 

藤沢市と友好関係にある中国の昆明市から寄贈されたという由来。
 

 
 
 
 
かつての中国の古代思想や哲学は皆さんがお詳しいでしょうね。
 

 
 
 
 
義勇軍行進曲』・・ という中国の国歌。
作曲者は、昆明で生を授かった ニエ・アル(聶耳)という青年でした。
才知あり中国近代音楽の祖とも言える若者が来日し急逝された1935年。
その死を悼んだ市民の好意による記念碑から 現在は、こうした春澤園を寄贈。
 

 
 
 
 
庭園の中に現れる色彩の見事さに歩み寄れば 人々の絆を知るのでした。
 

 
 
 
 
更紗・・ サラセンのような西域からの大陸様式美 鶴などの縁起の良い彫塑。
 

 

 

 

 

 

そして藤沢氏の姉妹都市となる韓国との親善の証、保寧(ポリョン)広場があります。
初夏の七夕の頃には、槿が咲いて美しい庭園に設えています。
ブーケ1カナダなどの姉妹都市、グローバルな広がりの庭園。ブーケ1
恋人に花々を紹介するデートなんかいいですよ。
 
 
そんな庭園を進んで行きますと 冬場に夜空を飾る煌びやかで厳かな LED演出。
 

 
 
 
 
キラキラ宵闇を光の海に染め・・ 沢山の来場者が堪能した美しい輝きの調和。キラキラ
 

 
 
 
キラキラ湘南の宝石。 イルミネーションの芸術性です。キラキラ
 

 

 

 

さあ 江ノ島に上陸したら・・ まさに大海原への灯

 

 
 
 
キャンドル Sea Candle キャンドル

 
 
 
 
ヒカリ は 23海里の彼方
現代の江ノ島の名物である灯台のファンタジックな逆円錐形の展望タワー。
そので空に向かう塔の最頂部まで 59,8m(海抜119,6m)
灯台としての部位までが 46,8m(海抜106,6m)
展望フロアの高さは、41,7m(海抜101,5m)
光の到達距離は、46km の彼方へ。
四月の日没は、概ね18時頃。
国内最大級の民間灯台
 

 
 
 
誕生日帽子クリスマスシーズンに訪れたのが解かっちゃいますね。てへぺろ
 

 
 
 
遥かに霊峰 富士山 富士山を眺められる眺望に満足。
 

 
 
 
渡ってきました 江ノ島 大橋を望む景観。
まっすぐに 江ノ島駅。 西は国道で水族館茅ヶ崎に、東は鎌倉方面へ。
 

 
 
 
島の 中津宮広場からの夜景もビューポイントでお勧めだそうですよ。
 

 
 
 
沖に見える 烏帽子岩
正しくは、姥島(うばじま)と呼称するそうです。
そのベースは、火山層と堆積層による地層が隆起した岩礁で周囲は漁場。
和歌に詠まれる・・
相模なる 小和田が浦の姥島は たれをまつやら ひとりねをする
(地元である小和田の熊野神社に 読まれた歌碑があるそうです。)
 

 
 
 
江ノ島の岩礁をドローン並みの高度で見下ろせます。
 

 
 
 
(烏帽子岩”といえば好漁場、周遊船や釣り人のために茅ヶ崎漁港から渡し舟があるとか。)
 

 
 
 
海岸にダイナミックな地層の海蝕した崖があります。
複雑な地層で、新生代第三紀や葉山層群大山層の凝灰質砂岩など。
1500万年を経過した堆積物には、
箱根火山噴火に遡る火山灰まで含まれる不思議の島。
 

 
 
 
5月になれば、江ノ島フラワーフェスタ 黄色い花 もあります。
 

 
 
 
穏やかな凪の 海原に人々の暮らしが心地よい眺めです。
 

 

 

 
 
 
江ノ島大橋  ビーチは海水浴客で溢れる真夏へと続く。
 

 
 
 
江ノ島の北岸に影をおとす シーキャンドル
 

 
 
 
2002年の江ノ電開業100周年記念事業により建設開始。
そんなフィナーレの初点灯から、
2003年 4月から江の島観光灯台として展望台開業。
 

 
 
いまも輝く 江ノ島の白い塔。
 

 

 

 

Sea Candle は、人々の心に平和の灯火を照らしています。

 

 

 

 

撮影地 神奈川県藤沢市江ノ島にて

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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