もうすっかり涼しくなった秋の風を感じます。 

   名古屋市科学館で開催していた、真夏の展示企画 南極へ行こう!!

   既に催しは終わっていまいました。

   科学館の地下2階にあるサイエンスホールのイベントスペースが会場でした。

   貴女も地球最後の謎、極寒の地、南極大陸 を追体験してきましたか。




   開催期間の 7月16日から 9月4日(SUN) は無事終了。 

   いまなら南極展”を飾った主役たちの写真を登場させていいですよね!。


   これが南極のブリザードや氷河を駆けた 雪上車 です。



   オレンジ色の車体、実用オンリーの武骨な外装が 禁断の極地探査を物語ります。



   不屈の522号車は、第31次隊とともに あすか基地に搬入されたのです。



   1991年 あすか基地の閉鎖により、32次隊と昭和基地まで氷原を自走しました。



   2002年には日本に帰国、車体は持ち帰られてオーバーホールされます。

   ドームふじ”でも稼動できるように寒冷地仕様へと更に大改造。

   2003年、第43次隊と再び南極の地に戻ります。



   2016年に名古屋の特別展に登場するまでの長い道のり お疲れ様でした。



   522号車 諸元

   全長 5,310m  全幅 2,850m  全高 2,870m

   重量 6,000kg  最大積載量 550kg  最高速度 時速40km/h

   超堤能力(段差を越える)0,55m   超壕能力 (溝を渡る)2,0m

   渡涉能力(水に浸かっても動ける)0,8m   登坂能力 30°

   最小回転半径 7,6m   燃料タンク容量 150リットル



   エンジン 排気量9971cc  2400回転で 156馬力を発生

   オルタネーター(発電機)24V-90A  動力伝達系 機械式マニュアルミッション

   日 本 南 極 地 域 観 測 隊
   


   雪上車は、名古屋市科学館の建物横に配置され希望者に観覧されていました。






   さて、展示企画 南極へ行こう!!

   地下2階サイエンスホールのイベント会場で撮影した未発表の写真をご紹介しましょう。

   まるでエベレスト登山のような装備、当時も極寒の南極に挑むのは命懸けでした。



   どんどん大型化していく歴代の雪上車を比較する壁面パネル画で一目瞭然。











   いまもアザラシたちと共存できているでしょう。



   おおきな標本です。 ウエッデル氷床には、こんなアザラシたちが暮らしているんですね。



   南氷洋には特有の不可思議な海洋生物が生息しています。



   南極といえばペンギン、古代にいたペンギンの先祖の化石(レプリカ)です。



   数百万年前のペンギン化石…なるほど姿は似ていますね(ちょっと怖そう^^)



   この骨格標本は、現在も見かけるペンギンのもの。(ペンちゃんとか?ギンちゃんとか?)



   南極にもピリカがいるんですね。



   極寒と思いきや…巨大なワラジムシなどもいる豊かな海の生態系があるのです。



   古くから航海をして未知の世界を目指したのですね。



   技術の進歩で未踏の大陸にも人類は進出していくのです。ゴーグル



   そして今や宇宙空間にまで日本人は活躍する時代を迎えました。H-IIAロケット



   まさに未来世界の都市を見ているような科学館の全貌。





   理工館のエントランスを出ると、科学館に併設されている ミュージアムショップ

   お楽しみがいっぱい、名古屋士科学館のオリジナルグッズや科学に関した商品。

   かならず寄りたくなるくらい素敵な商品に出会えます。

   



   宇宙服姿の K e i…もちろん私かって?  それは国家的な陰謀を感じる秘密(笑)。ロケット

   みなさんも愉快な 名古屋市科学館 にいらしてくださいね。H-IIAロケット click




番外編  お土産を公開



南極へ行こう!のハガキ…ペンギンや基地の様子。



南極観測20周年記念のスタンプや切手のある封筒。



白瀬 矗(のぶ)隊長に敬礼。



アザラシの親子(てへっ)。



他はマニアックなお菓子などで非公開。ドキドキ




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