東京オートサロン2016.特集
不惜身命”…とは、『あえてみずからの身命をもかえりみ ないこと。』
『仏道のため身命すら惜しまない志。 身や命を捧げて惜しまぬ覚悟。』
MAZDA” は現在でも独創のエンジン技術を保有しています。
それが英知の結晶 ロータリー・エンジン。



誕生の瞬間から夢を実現した代名詞でした。
今回のオートサロン会場で、マツダは惜しみなく最新の技術を紹介していました。
LM55 ビジョン グランツーリスモ”のコンセプトモデルが登場。
魂動(こどう) デザインは、マツダが推し進めるコンセプチュアル・デザインの流れ。
そのインスピレーションが昇華させた優雅さと俊敏さを融合するシルエット。
特徴的なフロントマスクも魂動デザインを象徴しています。
ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されているレースゲーム
『グランツーリスモ6』の登場する世界のマシンたち。
そのプロジェクト名とコンセプトカーをビジョン グランツーリスモと呼称
Vision Gran Turismo.
マツダは、2014年12月に発表したバーチャル系のレーシングカーを実体化。
PlayStation・3”専用のドライビングシミュレーションゲーム
『グランツーリスモ6』用にデザインしたバーチャルスポーツカーにマツダ流の回答
世界各国の有名自動車メーカーも高度な走行性能をシミュレートした仮想モデルを製作。
実現も秒読み段階、各社が近未来を目指したモデルは話題となっています。
かつて、1991年に開催されたル・マン24時間耐久レース
日本勢初の快挙となった総合優勝を飾ったマツダ787Bの心臓部はロータリー。
このLM55 VGTは、そのシルエットを彷彿とさせる流麗な容姿を纏いました。
(当時のレナウン・カラーのマシン達とドライバーの雄姿を思い出します。)
誰もが絶対に不可能と言われたロータリー機関を実用化すること。
それを成し遂げたマツダの献身的な取り組みは、すべてが実現しています。
日本よりもクルマ文化に深い欧州や北米で絶賛されるドライバビリティーが素晴らしい。
会場で出会った LM55”の先進の空力スタイルは…デジャビュ(既視感)のようで
マツダの名を冠するレーシングマシンが滑空するように疾走る姿は美しいでしょうね。
マツダUSA間近に迫る実現性 レーシングテクノロジー
去る1月30日、96回目となったマツダ創業記念日。
デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(米国フロリダ州)
『ROLEX デイトナ・24時間レース』決戦はスタートしました。
マツダ・プロトタイプ70号車と55号車の2台は、序盤から果敢に戦いましたが
(1991年マツダ787Bのル・マン優勝25周年記念ゼッケン55)
各ドライバーとメカニックも健闘の最中、トラブルの発生で惜しくもリタイヤ。
ポディウムフィニッシュ達成の夢は3月のセブリング12時間レースに期待しましょう。
チームの結束も強まり着実な成果を達成する快進撃は始まったばかりです。
新生レーシングエンジンは名称が MZ-2,0T(出力570馬力)
マツダの4気筒ガソリン排気量2リッター直噴ターボエンジン。
ギャレット製ターボは最大ブースト2,6bar(2.65kg/cm2)
好燃費でありながらパワーレスポンスを両立した優れたエンジンです。
優勝してほしいですね。
デイトナ24レースとは? (参照 2013年開催映像) ありがとうございます。
このレース、ロータリーエンジン搭載なら勝利していたかも。
(レギュレーションとかありますが、復活を願わずにはいられません)
現在は、マツダから新設計のロータリースポーツカーは発売されていません。
幸運な RX-8”のレネシスと銘打ったロータリーエンジンのみ…雌伏の時。
これまたマツダらしい環境特性でも世界最高水準のディーゼルエンジンが大人気。
燃費から走行性能まで時代のニーズにジャストフィットしました。
マツダのみがエンジンバリエーションも広く、通常のレシプロエンジンも高性能。
さらに時代の要請ディーゼルの高効率、そしてロータリーエンジンの保有。
挑戦の証 ロータリースポーツのコンセプトが話題独占
1965年の東京モーターショーに出現した白いロータリー車コスモスポーツの再臨。
昨年から最大級のニュースは、ロータリーエンジン搭載車に復活の兆し!!
遂に発表された RX-VISION.
現代の匠…
ロータリーの魅力は、独特のスムーズな回転特性とか沸き立つパワーも特徴です。
いまも魅力あるエンジンを精度を研ぎ澄まし生粋のロードカーをチューンする人々。
マツダから派生したロータリースピリッツの結晶。
RE雨宮 さんなどチューニングの名手が手掛けたマシンが羨望のクルマです。
世界の…マツダを愛してくれた人々がロータリーと出会い支えてくれたからでしょう。
最速のレコードホルダー、韋駄天の如き FD-3S”
トロコイド曲線の宇宙…真髄がロータリー
ロータリーエンジンは生粋のスポーツカーを誕生させるためのエンジンだということを
RX-VISION”に求める夢もスピードと華麗さの競演。
世界の強豪スポーティーカー、ランボルギーニやフェラーリは?エコカーではないでしょう。
サバンナ(マツダ)の属するカテゴリーも本来は最強のスポーツ車なのです。
再度、復活するなら水域を分けて…驚異的な速度を誇れる稀有のスポーツにしたい。
中途ハンパは似合わない、高額になろうと世界を震撼させて新たなユーザーに手渡せる。
この サバンナ SA-22C”は、私の青春時代より…ずっと過去の名車たち。
雨宮氏のファクトリーで渾身の中身を与えられた1台の放つ存在感に唸りました。
なんて美しいのでしょうか、ロータリーへの先入観なしにも思った魂クルマ。
蘇れロータリーサウンド
現在のマツダ、その活躍を知るのは意外にもクルマの劇画にもありました。
社会現象を巻き起こすほどの大人気マンガ『頭文字(イニシャル)D』です。
主人公はAE86トレノを駆る青年、彼には最強のライバルで後に夢を目指す…
旧車”とも呼べるクルマが並み居る最新マシンを抜き去るロマンと感動の瞬間。
公道走行に於けるフィクションではありますが、誰もが待ち望んだシーン!!
颯爽と愛車によるドリフトを自在に操る彼らの姿は、かつてのロータリーに重なります。
歴代最高人気のサバンナ FC-3S”
胎動するロータリー
クルマの魅力は安穏としたエコロジーだけではありません。
現在もRE”…ロータリーエンジン車はチューニングカーの主役現役ランナーです。
そのパワーフィールを熱望する者、愛している者には最良の相棒がマツダ車。
旧モデルのロータリークーペで毎年ラリーニッポン参戦しておられるひろか~とさん。

また、ロータリーの名ドクターであるサンアイワークスの皆さん。

メンテナンスで愛情込めて走り続ける人々が原動力の魅力発信地なんですよ!。
稀代のスピードと運動性がサーキットを…ストリートの旋風となる瞬間を待て!
新しい夢と希望のロータリーは、R”…浪漫のエンジンに違いありません。
Be a driver.
お願い☆ 記事の無断複製・転載はご遠慮ください(^-^)/。