この春から、石川県は躍動していました。
懐かしい県立能楽堂で、久しぶりに家族と能を楽しもうと思いながら
スケジュールの調整がつかず…いつの間にか秋となり…。
能楽堂の所在地、金沢市石引4丁目は兼六園の間近。
お隣には、石川県庁舎石引分室(旧陸軍第九師団司令部庁舎)があります。
当時はモダンなルネサンス風建築のペディメント(西洋建築の切妻屋根)や
ピラスタ-(壁面から浮き出した装飾柱)が美しいです。
明治時代の庁舎建築であり、当初は旧金沢城内に建築されていました。
昭和45年に移築され現在の場所になりました。
本年3月14日に待望の北陸新幹線が開業しています。
最速の路線構想の浮上から半世紀を経て、県民は悲願の日を迎えたスタート。
東京-金沢間 2時間28分で結ばれる時代。区間450,5Kmの夢。
県立歴史博物館もリニューアルしました。

そして各地の美術館へと芸術を鑑賞することが心を豊かにしてくれます。
余談ですが、金沢のクルマには近年~人気の金沢ナンバーが誕生しています。
田舎とはいえ登録車両の増加の影響ですね。
能登半島の輪島市では、キリコ会館が移転してリニューアルしました。

すっきりと青空に映える建物ですね。
キリコ会館

勇壮な能登の夏祭り キリコや神輿が練り歩きます。
新しいキリコ会館は、大型客船が停泊する埠頭に建てられました。
朝市通りにも間近のロケーションです。
彼方の峰は高州山ですね。
輪島市の~ゆるキャラちゃん(知らなかった)いるんですって?
門前町には、有名な総持寺があります。

この周辺の名物は、美味しいお蕎麦です。
総持寺の通り沿いには、門前小学校がありました。
修行中の若い雲水さんにも出会えます。
その向かい側には、門前高校があるのですね。
高校の塀は寺社に調和した白壁。 夕陽に染まると雰囲気が最高です。
一日は早いもの、すっかり秋の陽が暮れていきます。
美しい夕陽を追うように…海岸線から加賀方面へと帰ります。
最近は台風の直撃もない、いつもながら平和な能登半島でした。
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