臨床でよく見かける症状の一つで内臓由来の肩こり、腰痛、背部痛があります。
例えば、片側の首や肩がいつも痛く腕の挙上に多少の制限があったり
背中を押してもらっても取れない背中の痛みなどは
胃や肝臓の周囲組織の緊張が由来していることがあります。
なぜこれらの内臓が関係するのかと言うと
頚椎5番から出ている横隔神経がそれぞれ支配しているからです。
問題が起きていると頚椎5番のしなりが低下していたりします。
この周囲組織を緩めたり位置異常を解消するために内臓調整があります。
内臓調整をすることで痛みの緩和に繋がり
緊張の影響で交感神経が興奮して自律神経系に問題がある場合
交感神経の興奮を抑えることにも役立ちます。
よく利き手側が硬くなりやすいかと質問されますが
日常的に片側ばかり使っていないのであれば
他の原因が考えられたりします。