「運が良い」と思える人っていますよね。
「運」というと、日本語としては
“確率的なもの”
“コントロール不能なもの”
というニュアンスがあります。
しかし、日常生活でいいことばかり起きる、
人に好かれる、
何かとうまくいく…
そういう人は、「運」ではなく
「必然」としてそうなることが
大部分なのです。
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クラスの生徒さんが、
宿題として出された “身近な人を褒める” を
徹底的に実践しました。
“褒めること” により
相手をねぎらったり、
興味・関心や、感謝を伝えたり、
評価を伝えることの実践です。
瞑想クラスの生徒さんは、旅行に行く前、
あらかじめ、宿のホームページを見て、
旅館のマネージャーが
最近、自分で天井の一部をペンキで塗った、
という記事を見ていました。
旅館に着いたとき、
「あっ、ここペンキを塗られたところですよね?
ホームページで見ました。
いや~、すごくキレイになってますね!」
と、褒めました。
マネージャーは、
「はい、そうなんですよ!」
と言って、話が盛り上がったそうです。
そこへ仲居さんが来て
「お部屋にご案内します」と言ったところ、
マネージャーは
「あ、ちょっと待って。
~の間にご案内して」と言いました。
「え、でも…」
「いいから、いいから」
と話していました。
そして通されたところは、
予約していた部屋ではなく、
外の眺めも、中の調度品も、すごく良い部屋に
アップグレードされていたのです!
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さらに生徒さんは、
旅先で鯛の釣り堀に行きました。
寒かったので管理人さんに
あたたかいコーヒーを持って行き、
「寒い中ご苦労様です。
おかげで釣り堀が楽しめて
ありがたいですわ~」
と、話しかけました。
しばし、話も弾みました。
(ねぎらいと感謝の実践です)
そして釣りをするのですが、
全く釣れません。
すると管理人さんがそっと来て、
「これ内緒やけどな、
このエサがよう釣れんねん」
と、釣り餌をくれました。
すると、周りが全然釣れていない中、
大きな鯛が4匹も釣れたのです!
(我が家も立派な鯛をまるまる一匹、
おすそ分けいただきました(^^))
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宿題をこなしている生徒さんを、
事情を知らない他人から見ると、
単に「運の良い人」
にしか見えないと思います。
しかし、その生徒さんは、
他人に気を配り、ねぎらい、感謝したから
このようなことが起こったのです。
鏡の法則
などと言われるように、
人にしたことが返ってきているのですね。
「運が良くなる!」、等を何度も唱えても、
他人への気配りや思いやりがなかったら、
運は良くなりません。
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まず自分から人に与える。
大げさなことでなくてもいいのです。
ねぎらい、感謝、気遣い、愛情…
運とは、人のためにしたことが、
後から帰ってくることを言うんだな…と
実際やってみれば、
体験から理解できると思います。
(その際、ひとりよがりやお節介には気をつけましょう!
相手を思いやる気持ちが大切です)
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ちなみに、運の悪い人はその逆。
無意識的にイヤミを言ったり、
揚げ足を取ったりしていると、
当然、良く思われません。
そういう意地悪なタイプの人の為に、
何かしてあげようという人は
なかなか現れません。
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このように、運と思われているかなりの状況は
「運」ではなく「必然」と言えます。
難しいのは、
自分で運が悪くなるような言動をしていても
ほとんど自覚がないところです。
「自分はお客様だ」と思っていると、
従業員をねぎらうという発想が、そもそも出てきません。
それが伝わり、従業員が
「サービスしてあげよう」
という気持ちにならないのですね。
「自分を客観視すること」
「無意識の考えに気づくこと」は
ふつう、なかなかできません。
(ですので、ゼロ思考メソッドでは
内観を重要視しています)
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数あるブログの中から、
運が良くなるコツをお伝えした
この記事を読んだ人は、
運が良いですよ(^^)
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