やるべきことを先送り [3] | ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

瞑想歴20年、プラス思考の弊害を唱えて20年。
日本人に合う独自のゼロ思考アファメーションや、潜在意識の攻略法などを「ゼロ思考メソッド」として提唱。カウンセラーの養成講座も好評。

前回、行動できない人、続かない人は、
下記の要素があると、記事にしました。


・自ら行動しようとすると、
支配的な親から否定された感情が蘇る。

・上のストレスから自分を守るために、
自ら行動しない選択を取っている。

つまり、
「受動的に行動できない」
…のではなく、

苦痛から逃れるため、能動的に行動しない
と、自ら選択しているんですね。

もちろんこれは、無意識の領域での選択です。
今回は、ここをもう少し拡大し、掘り下げます。



親に支配されている時は、親と自分との間に
次のコミュニケーションが繰り返されます。

・自分の自由な発想は、認めてもらえない(否定される)
・親の指示に従うときや、期待に応えているときだけは認められる
・親の意見と自分の意見が違うと、
 説得されたり、批判されたり、ガッカリされたりする

親の目的は、子どもをコントロールすることですね。
もちろん、親はよかれと思ってしています。

さて、この環境で育った人は、
どう考えるようになるでしょう?


まず、「自分の考えはダメなんだ」
と、自分を信じられなくなります

自信がなくなる。

自信がないのはつらいことですね。
何に対しても恐れが強くなりますから。

だから、行動しない理由をいつも考えて、
それを自分に言い聞かせて
います。

「○○だから仕方がない」
そう自分で信じようとします。

 

 

会社に行きたくない場合、
潜在意識レベルの力で、
精神的な病を作ることもあります。

診断書があれば、
行かない理由ができるからです。


この状態の鬱ですと、医者にかかっても治りません。
会社に行きたくない理由が解消されない限り、

潜在意識では、治りたくないと思ってしまいますから。

 

この場合、会社というストレスから自分を守るために、

自己防衛として病が現れるのも、

不思議なことではありません。

 

しかし本人は、こういう心理に

なかなか気づけないものです。



「やるべきことを先送り」

「能動的に行動できない」をテーマに、
その背後には、そうなった理由があることを

書いてきました。

 

無自覚な理由があるので、

「行動ができない」という悩みを改善するには、
たとえば「無意識を自覚するアファメーション」

 

「自ら行動すると親から否定されてきた。
 自分を守るために、行動しない(ことを選んでいる)。
 行動しない理由や、逃げ道をいつも考えてきた。
 自分で考えて行動すると、
 失敗したときのことを考えて、怖くなります。
 神様、何とかしてください」

…のように、自分の本音に沿った言葉をチョイスし、唱えてみます。
ノートに書いて、くり返し唱えるとよいですね。

それから、
自信を取り戻すエクササイズや、
「行動しない理由を考えている自分」に気づく

内観の訓練も必要でしょう。

 

そもそもの原因は、

自分の中の「自信のなさ」にあるからです。

 

また、西洋医学のように部分を切り離して、
アプローチしても変わりません。

 

精神の病が、脳や身体に影響を与え、

脳や身体の状態が、また精神に影響を与えます。

 

 

「意識のあり方」からくる精神の病は、
薬を飲めば完治するものではありません。

もともとの原因である、

潜在意識へアプローチする必要があります。

 

学校に行くのがイヤで腹痛をおこす子どもに、

薬を飲ませても解決しないのと同じですね。

「なぜ学校に行きたくないのか?」

「その原因を、どうすれば解消できるのか?」

そこが根本的な、解決のカギなのです。

 

 

 

 

 

 

瞑想クラスに来られた鬱だった人も
この「自分が病を必要とするシステム」に気づいてから、
どんどん治っていきました。

 

 

その人曰く、「結局は自分なんですね」

 

 

 

 

「行動できない」のも、

 

 

意識のあり方に原因があります。

 

よく成功者が、悩める若者の

 

 

打ち込めるものが見つからないんですが、どうしたらいいでしょう?

 

という質問に答えて、

 

 

何でもいいから好きなことを、失敗を恐れずにやればいいんだ!

 

 失敗したら、その時に考えろ。失敗なんてない!

 

…と答えても、残念ながら参考にはならないでしょう。

「失敗や、他人の評価を恐れて行動できない人」と、

「失敗を恐れず行動できる人」とでは、

土台となる考え方が違うからです。

 

まずは、自分のうまくいかない原因となっている

「無意識の考え方」を知ることが、

重要になります。

 

 

次回に続く。

 

 

―  書籍  ―

佐田弘幸の本 【幸せになれるマイナス思考】 総合法令出版
プラス思考を学んでも、何となくうまくいかない。
そんな人にお届けしたい内容です。


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