やるべきことを先送り [2] | ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

瞑想歴20年、プラス思考の弊害を唱えて20年。
日本人に合う独自のゼロ思考アファメーションや、潜在意識の攻略法などを「ゼロ思考メソッド」として提唱。カウンセラーの養成講座も好評。

 

自分にとって大切なこと、やりたいことを先送りししてしまう。

 

能動的に動けない。
流されてしまって、自分を律することができない。

 

我々は、この状態を「怠けている」と意味づけています。

それは、100%正しいのでしょうか?

 

目的に向かって行動を促すコーチングを引き受けたとき、

行動できない傾向を持つクライアントが一定数いました。

 

この場合は、カウンセリングに切り替えて、

「行動できない悩み」を深く掘り下げていったのです。

すると、一つの傾向が…

 

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・三日坊主で悩む人。

・行動ができないと悩む人。

 

その人たちには、未知の「共通の過去パターン」があったのです。

親に相談や承諾なく、自分で良かれと思って行動し、失敗したら、親から

「ほら見たことか!私の言う通りにしないからだ!何度言ったらわかるんだ!」

と感情的に叱責されたり、

「あなたのことは分っているから、次に失敗しないためにも、私の言うことを聞くのよ。いい子だからね」

と、「子どもにはノーと言えない言いまわし」で支配されていたのでした。

 

 

承諾を得ずに行動した結果の失敗。

それを親に否定される不快感と、そこから生まれる無力感。

 

さらに、支配されることで、「反抗したら悪い子と見限られるのではないか」という不安。

「親に見捨てられたら、独りになる」という孤独の恐怖。

 

それが積み重なると、いつの間にか逆らう気力も失せて、服従する習慣を作ります。

 

逆に反発し続けても、どこか承認されない不安を抱えるため、

外に承認を求め続けて、孤独を感じながら満たされずに生きるのです。

 

 

自分で決断して行動する

 ┃┃(イコール)

失敗したらどうしよう…と見捨てられる不安

 

行動できない悩みを抱える人は、こんなトラウマや服従習慣があって、

潜在意識は自分を守るために、「行動しない選択」をしていたのですね。

 

 

行動しない選択をした後は、「行動できない」という自責の念も湧きます。

 ↓

つまり、「行動しても不快。しなくても不快」

こうして、ダブルバインド(2重拘束)という葛藤が起きます

 ↓

さらにその葛藤を回避するため、行動しない理由や理屈を考え出し、

自分自身に言い聞かせます。

それが、この漫画「のび子の声」 なのです。

みんなのあるある ですね。

 

 

我々の今までの価値観では、行動しない人を「怠けている」と見ていました。

その視点は不十分で、正しくないのです。

 

実は、結果が出せない人の「行動しない」という選択は、

自分をストレスから守る、防衛の本能だった、というわけ。

 

 

「自分は意志が弱い…」となげく方も多いと思いますが、、

こういう過去があると、三日坊主になるのはごく当たり前のこと。

 

なんせ、自分を守るために「無意識が行動しない選択」をしているのですから。

 

よく、モノの本で、「三日坊主を悪く捕らえず、三日も続いた、と前向きに考えよう」

と見方を変えて(リフレーミング)、三日坊主の人を勇気づけることもあります。

 

が、潜在意識の構造を知れば、

残念ですが、根本的な問題解決になっていないと理解できます。

 

つづく。

 

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クラスやWeb講座では、このような行動できない人のケアをしています。

自分の能力を本当に開花するには、前向き一辺倒ではだめなのですね。

仲間と共に、自分の内面の宇宙に取り組んでみませんか?

 

 

―  書籍  ―

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プラス思考を学んでも、何となくうまくいかない。
そんな人にお届けしたい内容です。


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