世の中には裕福な家に生まれたり、
頭がよかったり、特別な才能に恵まれていたり、モテたり、
人もうらやむような人がたくさんいる。
他人の輝きを見せられる度に心がヒリヒリ苦しくなる。
手の届かないまぶしさは、
現状に妥協し、何とか生きている者からすれば、
「おまえには価値がないんだよ」と、心に突き刺さる剣になる。
自己啓発本を読んで、自分を変えようとした。
ありがとうを唱え続けた。
成功哲学のプログラムを学んだ。
頑張っている自分は認めるが、今ひとつ現状に満足できない…
だけど、人にはある程度うまく言っているように振る舞ってしまう。
虚勢だってのは誰よりも自分が知っている。
本当の自分を出せば、みんながガッカリして離れていくのではないか?
たいしたヤツではないな、と見限られるのではないか?
小学校の時、バスの遠足が嫌だった。
担任は、「好きな者どうしで座りなさい」という。
クラスは活気に満ち、笑い声があふれる。
自分の心が鉛色になる…
孤独になるのが怖い。
誰かに、私を愛して欲しい。
あなたは、あなたのままでいいよって、優しくして欲しい。
自分の怠けているところや、ダメな部分を見せても、みんな受け入れてくれる。
そんな家族のような人に助けて欲しい。
ああ、神さま…
●
孤独は静かですが、じわっと心を侵食していきます。
“うまくいく方法” を実践してみても、満足しないのは、
その背景にある「考え方」が
うまくいく人とは異なるからではないでしょうか。
例をあげますと、
自分を嫌いだったり、自責の念が強い人は、
無意識のうちに自分に罰を与えるようになります。
これが、運が悪くなる行動を無意識にとることに繋がるのです。
何かのチャンスがあったとして、そのときに
「自分には受け取る価値がない…」、と無意識に思ってしまい、
必要以上に遠慮してしまうなど、
“好ましい変化を避ける心理”を作るように働きます。
また、日頃から自分に小さな罰を与えていないと、
「こんなに楽をしていると、ひょっとして将来に大きな不運が来るのではないか…」
と不安になり、
無意識に楽しいことを避けたり、うまくいかない状況を作ったりします。
うまく行きそうと思うと、不安になり、
うまく行かないと「やっぱりね…」と残念な気持ちと同時にほっと安堵する。
これらは、無意識なので顕在意識では理解していません。
自分のことを好きと思っていても、心の底を探ってみると、自身を受け入れていない人は意外に多いですね。
感性の豊かな人は気づきますが…
こうして自身が嫌いだと、人に優しくする余裕も生まれません。
自身を愛せないので、他人も愛せません。
そもそも愛し方そのものを知らないのですから…
だから、自覚なく自己中になってしまう。
「自分さえ良ければ…」というより、他人の気持ちを思いやるまで発想が及ばない。
だから、電車やバスなどで他人を座らせないため、荷物を横に置いたりする。
疲れて座りたい人が多いのに…
●
なぜ、自分が嫌いなのか?
どうすれば好きになれるのか?
心の奥底を知る内観を学べば、もっと気持ちが楽に、満たされた気持ちなることでしょう。
この問題を解決したら、人生はかなり楽になります。
よろしければ、一緒に心の勉強をしませんか。
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