●怒りの特効薬 | ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

ゼロ思考 (願いが叶う潜在意識・瞑想・ゼロ思考アファメーション・カウンセリング)★佐田弘幸

瞑想歴20年、プラス思考の弊害を唱えて20年。
日本人に合う独自のゼロ思考アファメーションや、潜在意識の攻略法などを「ゼロ思考メソッド」として提唱。カウンセラーの養成講座も好評。

佐田意識研究所スタッフです。

以前の私は、ちょっとしたことですごく腹が立つことがよくありました。
例えば電車の中で、音楽を聴いている人が音漏れをしているとき。
ものすごく気になるし、腹が立ったものです。



自分でも不思議でした。
音量的にもたいしたことはないし、
迷惑と言うには、そんなに実害もないのに…。

今になって分かるのは、原因の一つは、何も言えないタチだったからです。

腹が立っているので、口を開けば「うるさい!」となってしまうので、
そんなことは言えない、
言えないと思うと、余計腹立ちが収まりませんでした。

今は、そのへんをアドバイスされて
「すいません、音が気になるんですけど…」等
うまく言えれば(伝えられれば)自分もスッキリするし、
ケンカにもならずに解決する、ということが分かるようになりました。


ちょっとしたことで怒りが起きるもう一つの原因は、
「公共の場では静かにするのは当然だろう、マナーがなってない!」
という自分の考えがあったからです。

その自分が守っている(つもり)のルールを
他人が破っているから、腹が立ったのだと思います。

そこには、「同じ日本で生まれて、同じ時代を生きていて、
同じ地域に住んでいるのだから、
同じような常識を持っていて当たり前」

という考えが前提にあります。
「同じような常識を持っていないなんておかしい、非常識」と。

しかしこれが、同じ電車での音楽の音漏れでも、
見た目が明らかに日本人と違う、外国の人だったらどうでしょうか?

多分、「外国では、音楽を大音量で聴くのも当たり前なのかな?
日本では音に気を遣うって常識を知らないのかな…
そういうお国柄の人なんだったら、しょうがないなあ」

と、相手の立場を汲み取ろうとする心理が働くと思います。
その結果、そこまで腹が立ちません。

この、”相手の立場に立って、言動の理由を想像する”ということが
怒りを収めることに、絶大な効果がありました。


先日、地元を自転車で走っていて、
商店街で人通りが多く、あまり自動車が通らない道を横切りました。
すると「パアアアアアアアァァーーーーーーン!!!」と
かなり派手にクラクションを鳴らされました。

パッと見て人がいなかったから横切ったのですが、自動車が来ていたのです。
「急に飛び出すな!」という意思表示でしょう。

正直、「交差点なんだし、ここは元々人通りが多い場所。
車のアンタが減速して、気をつけるべきところだし=3」
と思ったのですが、不思議と全く腹が立ちませんでした。
これには自分でもビックリしました。

今まで、車でヒヤッとしたり、クラクション鳴らされたりすると、
けっこう腹が立っていたものですから。

腹が立たなかった理由として、思いあたることがありました。
最近、偶然2回ほどSNSで、
「急に子どもが道路を走って横切ってきて、危なかった」という動画と、
「雨の中、死角から自転車が飛び出してきて、危なかった」という動画を目にしたのです。

どちらも、歩行者・自転車が交通ルールを守っていない状況で、
車の方がなんとか急ブレーキを踏んで事故を免れていました。

これは運転している人はヒヤッとするし、怖いし、
かなわないだろうなぁ…と思いました。

ですのでこの時、クラクションを鳴らした人も、
ビックリしたんだろうなあと思えて、

腹が立たなかったのだと思います。

「相手の気持ち、立場を想像することって、怒りの特効薬だな!」と思いました。
その効果は絶大です。

減速しろよとか、あの嫌がらせのようなクラクションはないだろとか、
そういう思いはあっても、腹は立たなかったのです。


日常、腹が立つことはどうしても起こりますが、
誰しもイライラするのはイヤだし、ハッピーでいたいものです。

そこで、この「相手の気持ち、立場を想像する」という技を
積極的に身につけていきたいと思いました。

そうすれば腹が立つことも減る、
または腹が立っても、早く収めることができるのだと思います。

冷静に考えてみれば、腹を立てていやな気分を引きずって、
相手を恨んで「あいつがひどいめに遭えばいい!」
と思い続けたところでどうもなりませんし、無駄なこと…。

(日常的に関わる相手や、実害を被る場合は対策を講じるべきですが、
 何もせずに恨むだけでは、残念ながら事態は変わりませんし…
 多くの場合相手は、こっちが怒ってることにすら思い至ってないですよね(^^;))

腹が立つ出来事や人のことを考えるのに時間を割くなんて、
人生がもったいない。

どうせなら、楽しいことや好きなこと、
有意義なことを考えるのに時間を使いたいです。

そこで怒りを鎮める、またはそもそも怒りが起きない方法…
それが相手の立場に立って言動の理由や気持ちを想像すること、
つまり理解することなのだなと、実感しました。

怒りのコントロールは、ハッピーに生きるために重要です。
瞑想クラスとWEB講座では、瞑想だけでなく、
こういう日常の心のセルフコントロールの学びもしています。

 

 

―  書籍  ―

佐田弘幸の本 【幸せになれるマイナス思考】 総合法令出版
プラス思考を学んでも、何となくうまくいかない。
そんな人にお届けしたい内容です。


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